「アナと雪の女王」クリストフとプルシェンコの肉襦袢が完全一致

ディズニー映画『アナと雪の女王』に出てくるアナの友人クリストフはフィギュアスケートの皇帝プルシェンコと似ている。似ているったら似ている。

「アナと雪の女王」クリストフとプルシェンコの肉襦袢が完全一致

小説家の朱野帰子先生が「アナ雪いいよ!」って熱弁してたので、今更ですが「アナと雪の女王」見てきました。

登場人物であるクリストフ青年の第一印象が「プルシェンコっぽいな」だったんですが、最後まで見てもやっぱりプルシェンコだった。

クリストフと皇帝プルシェンコ

クリストフとは、王女アナと出会い彼女と行動を共にする氷屋の青年です。

天然氷の切り出しは大変な重労働です。そのためクリストフはかなりがっしりした体格として描かれていますね。

「アナと雪の女王」よりアナとクリストフ
劇場のポスターよりアナとクリストフ

一方、アイススケ-トの皇帝プルシェンコ氏は柳腰と言わんばかりに線が細い。でも絶対モデルだと思う。(こなみかん)

>ワールド・フィギュアスケート 40

しかし、みんな忘れてはいないか…。マッチョなプルシェンコの存在を!

プルシェンコ 2001World エキシビジョン

2001年 伝説のエキシビジョン「Sex bomb」は全人類が見るべき名作ですね。

脱ぐわ、リンクにダイブするわ、お客さんハグするわ、プル様やりたい放題です。

ヘイ、ナイス上腕二等筋。

そういえば このときのプルシェンコってアナと同い年くらいだったと思います。

雪国の人として彼をクリストフのモデルに選んだのだとしても、これまた数奇な偶然でした。

あとアナ&エルサと神田沙也加&松たか子コンビもかなり憑依してると思うのだが如何かに。

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神田沙也加ちゃんは、ファンってほどじゃないけど劇場のお芝居(のオンエア)は何本か見ました。やっぱこのひと舞台向きよね。キャラ作りが上手い。

アナと雪の女王 ひとことレビュー

男は愛嬌 女は度胸 愛の姿は百合の花(違

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「Let it go」英詩との違いを突っ込んでる人も少なくないけど、「let」の語感を日本語にローカライズするのは無理だよね。

お松さんがイヤなら英語版だけ聞いてれば良いじゃない?私は日本語版も丁寧に作られてると思いました。

最初「松さんの歌い方がいつもと違う?」って思ったけどマルチリンガルバージョン聞いて納得したもの。これは「めざせポケモンマスター」英語版を聞いたとき以来の感動ですよ。

「Let it go」と「ありのままで」の共通点

【本章追記: 2014/07/08】サントラの件で文法や意味に囚われていろいろ小言を言ってる人が散見されますが、映像見ないで言ってる人が多そうなので追記しときます。

最近の3Dアニメはセリフと口の形を合わせることが多いんですが、「Let it go」 と「ありのままで」はかなり母音や音節が一致します。つまり英語圏で作られた映像にもかかわらず、日本語吹き替え版で見ていても音と映像の間に大きな違和感が発生しない。

これはかなり高度な翻訳技術を要します。片手間に翻訳してここまで一致するとかあり得ません。練りに練ってあの歌詞になってるはずです。

特に、上記のサウンドトラックには25カ国語によるレリゴーのメドレーが収録されているんですが、それぞれの言語でも何となく元の英語が想像できるパートがありますね。…ということは、この音訳は多分狙ってやっている。

また、Let it goの「知ったこっちゃないわ、ふんっ!」っていうニュアンスが「ありのままの自分になるの」と違うって話もありますね。でも実はこっちも意外と同じ構図なのかも知れない。

多民族国家であるアメリカでは「互いを知ろうとする努力」はコミュニティに属する上でとても重視されるスキルです。…というより 理解を拒むことで発生する社会構図は「自身の解放」ではなく、恐らく追放に近いでしょう。

ひるがえって、社会の歯車であることが求められる日本で「今の私はあなたの求める私じゃないの」と宣言すればどうなるでしょうか? そのコミュニティに「私」の居場所はなくなるはずです。わずかな開放感と引き替えに、ゆるやかな追放と孤独が待ち受けている。

表現こそ違え、言ってることはどちらも大して変わらないはずなんですよ。それを、単語レベルでちまちまやり玉に挙げるのは本当ナンセンスだと思うな。

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「美女が野獣」至言過ぎるでしょ。

少しも寒くないの?エルサの体温を考える

そういえば自分は18の時に何やってたかなと記憶を辿ったら、体壊して低体温で辛かったのを思い出しました。

日中の舌下でも35度あるかないかで、肺から息を吐いてもひんやりしてて、入院勧められても「余計なお世話」とか言ってたような気がします…というか言ってた。

厨二病華やかなりし頃は指先から氷や炎の一つや二つ出れば良いと思っていたくせに、いざサーモグラフで人ならぬ形に映ると割と不安になるものです。指先が冷たい人は心が温かいとか言うけど、寒いとやさぐれるだけだよね。

少しも寒くないエルサに通う血は多分きっと必ず熱い。

もっとも厨二的に魔法を語れば、超常現象といえども物理的に等価でなければなりません。

ちなみにそのころ考えた幽霊のベクターモデルは大学時代の地震解析計算で割と役に立ったので誰かオバケから導関数を取ることの意義と四元数について真剣に語り合いましょう。

さて。受験を理由に周囲の「精密検査受けろ」コールから逃げ回っていた私ですが、大学入学後に走り込んで体を戻したらあっさり治ったのでやっぱ筋トレは大事です。(検査は行きましたよ。特に後遺症は残りませんでした。)

そんなわけで「アナと雪の女王」すごく良かったです。ツッコミどころを挙げれば切りがないけど、細けぇ事はこの際どーでもいいんだよ。

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アレンデールを凍結するのに必要なエネルギーは5.8ペタジュールだそうです。

覚醒前後で明らかにエネルギーステータスが変わる感じだよね。

We Are All Born Free!

(わかりにくかったので章の掲載順を変えました)