40年に一度！小惑星 2012 DA14 の地球大接近

イトカワ：小惑星2012DA14はラッコ：ホタテくらい

【初稿発表：2013-02-13】

超接近が噂されると話題の小惑星2012DA₁₄の直径は約45mだそうです。

小惑星2012DA14概要

2012DA14の接近シミュレート動画

2012DA14の概要については山田陽志郎氏のサイトが充実してます。
小惑星 2012 DA14 の地球大接近

あと国立天文台のも見やすい。
質問5-9）2013年2月16日に接近する小惑星 2012 DA14とは？ | 国立天文台(NAOJ)

KAGAYA氏の解説図もオススメ。
2012DA14観測図

隕石は未来予測になる？

事前情報としてはこのへん押さえておけば万全だと思いますけど、一応 当サイトの路線的にはほうき星や隕石は地震の前触れではありません！…って部分を全面に推しておきます。

アナウンスされている軌道予測に従えば、この程度の質量の天体が地殻に直接影響を及ぼすとはとても考えられませんし、仮に近時刻に地震が発生したとしても偶然です！

何でこんな話をしているかというと、先日起きた鹿島灘火球や南九州における巨大火球が観測された際に　日本流星研究会の方が「隕石と地震は無関係」って声明を出してたから。

最初にその話を見たときに「へ…？そんなの当たり前じゃん。」って思ったんですが、試しに検索したら地震の前触れを疑う書き込みが結構出てきて超ショック。学校で何を習ってきたんだ。この手のデマって意外と根強いものなんですね…。

確かに隕石が超音速で落下する際の衝撃波（または落下衝突）で地震様の震動が検知されることは実際にあります。ただそれは地面の揺れであって地震ではないので明確に区別できるの。

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810 / 旧URL　http://www.02320.net/2013/02/13/comming-asteroid-2012da14/

小惑星2012DA14が大接近

【初稿発表：2013-02-16】

目が覚めて　空を見やれば　どん曇り。各天文台による小惑星2012DA₁₄の大接近をネット中継で見ておりました。

名誉のため断っておきますが、この方、星空教室で解説員なさるほど十分な観測履歴をお持ちです。普段親しくして頂いてる方なので是非とも見て頂きたかったのですが、ナビが至りませんでした。

今回の小惑星、予想最大輝度が8等。肉眼では見えないレベルでした。あまり明るくない星を手動で探すのって意外と難しいものです。それが結構な速度で動く上に、その速度も刻々変わるわけですから残念な思いをした方も沢山いたはず。ほんと天体観測って難しいですよねぇ…。

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…ってところで話を最初に戻しますと、40年に一度の規模とうたわれて楽しみにしてた小惑星2012DA₁₄の大接近は前日から小雨がちらつき、日付変更を待たずして絶望的状況になってました。

【倉敷科学センター：「2012DA14」地球最接近時の様子】

あんまりこういう時に無理はしないタイプなので、各地の天文台のストリーム配信を見ていたところ冒頭の自体が勃発したというわけです。今日は終日シャレにならないくらいの冷え込みだったので外に出てた方は相当ダメージを受けたことでしょう。野外観測されてた方々、本当にお疲れ様でした。(-人-)

1724 / 旧URL　http://www.02320.net/2013/02/16/asteroid2012da14-russian-meteor/