関東大震災から90年。
城東の火災、また相対的に多く残る記録から東京府で起きた被害にばかり目が向けられるけど、震源は神奈川であるし被害は広範に及ぶ。
大震災の度に繰り返す悲劇
震災今日を機に改めて関連文書を漁っていたら、復興の初動や人の流動、各国の支援から風評被害まで人の本質は何一つ変わってないのだということを再認識させられた。
その一つ一つに絶望したり、胸を打たれたり。
90年の時を経て、目に見えて変わったものは一体何だと言うだろう?
おそらく、耐震防火性能が上がったことくらいなのかも知れない。
でも、だからこそ。科学は必要な知見だと思うし人類の希望の光であって欲しいと切に願うのだ。
【備考】
写真は京橋の第一相互ビルヂング屋上より望む日本橋及神田方面の惨状。関東震災画報より、パブリックドメインとなった画像を引用しました。
旧URL : 824 / www.02320.net/2013/09/01/90th-kanto-earthquake/