雑記ブログは様々なジャンルの記事が混載されるので、どうしてもゴチャゴチャしがちです。ただし記事が適切にカテゴリ分けされてれば、多少まとまりが出てきます。
また、サイトによっては特定のキャンペーン情報を抜粋して配信したいと言うこともあるでしょう。
特にWordPressの場合は条件別にRSSを出し分けられますから、うまくデザインすると読者の希望にマッチした更新情報を提供することが可能です。
WordPressでRSS配信をテーマごとに最適化する
WordPressにおけるRSSの最適化は、以前書いた記事の検索方法がほとんどそのまま使えます。
カテゴリ・タグによる出し分けはもちろん、自由文検索とソートも使えてなかなか強力なんですよね。
サイト全体としていろいろな記事があっても、同じようなテーマの新着記事を揃えることでリピーター読者が増えるかも知れません。
カテゴリごとにRSSを配信する
【カテゴリ記事のRSSフィード】
http://www.example.com/category/AAAA/feed/
カテゴリネーム「AAAA」の記事を抜き出します。
タグごとにRSSを配信する
【タグ記事のRSSフィード】
http://www.example.com/tag/AAAA/feed/
同様にタグ「AAAA」の記事を抜き出します。
自由文の検索結果をRSS配信する
【自由文検索結果のRSSフィード】
http://www.example.com/feed/?s=AAAA
タグやカテゴリ指定されてない自由文を抽出することも出来ます。
【絞り込み検索結果のRSSフィード】
http://www.example.com/?s=AAAA+BBBB
「AAAA」と「BBBB」の両方を含むページも指定出来ます。ちなみに3つ以上の単語でも有効。(そんなに絞り込んでどうするという噂もありますが…。)
【 関連記事 】
WordPressで相互RSSみたいな外部サイトの新着記事一覧を作る
特定カテゴリだけ抜き出して新着記事を表示するほうが実用的かも。
RSSの抽出結果を並び替える
それぞれの抽出結果を降順・昇順などで並び替えることが出来ます。
日付を古い順に表示させたい
【日付を逆順にソートする例】
http://www.example.com/?s&order=asc
記事検索と違って使いどころが判りませんが、古い記事を一番上から表示する事が出来ます。外部のサイトからRSSを使って特定のキャンペーン記事を表示したり出来るかも。
投稿者ごとにRSSフィードをソートする
order だけでなく orderby も使えます。
いくつかある引数のうち、著者を絞り込むときに使うのが author です。個人サイトだと特に意味ないですけど、例えばショップのスタッフブログやサークルブログなど何人かで運営している場合は好きな人だけ読みたい読者もいるでしょう。
著名人に寄稿して貰うタイプのコラムサイトで著者別にRSS配信している例は良く見かけます。
【投稿者ごとにRSSを抽出する】
http://www.example.com/?s&orderby=author
タイトルでRSSを並び替える
【タイトルでRSSを並び替える】
http://www.example.com/?s&orderby=title
こちらも非アルファベット文字圏では使いどころが不明なオプションですが、とりあえず動いたので記載。連番を付けた記事を外部から呼び出したりする場合は良いかもしれません。
RSS出力を出し分けてみたまとめ
運営者側の気持ちとしては全記事に興味を持って欲しいのが本音ですが、使いどころがハマると良さそうと言うことで書いてみました。
「更新情報はSNSで」ということが増えたし、Googleリーダーもサービス終了したりで今どれくらいRSSを使ってる人がいるか判りませんが、皆さまのお役に立てば幸いです。
おち研RSSもよろしくどうぞ。(^^
【 更新履歴等 】
2013/07/01 初稿発表
2016/04/14 章立てを整理しました
1042 / 旧URL /2013/07/01/wordpress-search-results-rss/
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