多機能なWebサイト分析ツール、グーグルアナリティクス(GoogleAnalytics)の使い方講座です。
GoogleAnalyticsを使って「期間中に最も読まれた記事」についての調べかたを覚えましょう。サイト管理の励みや今後の参考になります。
「サイトコンテンツ」の歩き方
レポート > 行動 > サイトコンテンツ
ここでは、Googleアナリティクスで用意された機能の中でも特に「サイトコンテンツ」メニューの読み方についてご紹介します。
「サイトコンテンツ」メニューはいくつかの小機能で成り立っています。
各機能は、ページごとのPV数一覧をチェックするのに適した項目が揃っています。順に見ていきましょう。
すべてのページ
ざっくりPVの概略を確認するには、この「すべてのページ」機能を使うのが最も適しています。
「すべてのページ」機能では、指定した期間中に最も読まれた記事がソートされます。「すべてのページ」機能で表示されるデフォルト項目は以下の通りです。
- ページビュー数
- 閲覧されたページの合計数。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。
- ページ別訪問数
- 指定したページを閲覧したユーザ数です。
- 平均ページ滞在時間
- ユーザーが特定のページを閲覧した平均時間です。
- 閲覧開始数
- ユーザーが指定サイトにアクセスしたとき、該当ページを最初に閲覧した回数。
- 直帰率
- 1 ページだけを閲覧した訪問数(ランディング ページでサイトを離脱したユーザーの訪問)の割合。
- 離脱率
- サイト内の指定した 1 ページまたは複数のページからユーザーが離脱した回数の割合。
- ページの価値
- このページの平均価値です。{(トランザクション収益 + 合計目標値)÷(ページまたはページ セットの合計ページ表示数)}
デフォルトではベスト10記事の表示となっていますが、右下の「表示する行数」タブより好みの件数に増やせます。
ディレクトリ
「ディレクトリ」機能では、URLのスラッシュで切られたページごとにどれくらい読まれたかを調査出来ます。
一般的なWEBサイトではカテゴリトップページやキャンペーンサイトの記録、ブログでは年月アーカイブページやカテゴリページ等になるでしょう。
WordPressなどCMSの設定によってディレクトリ名に相当する部分が記事名となる場合もあります。その場合は単記事のPVが表示されます。
「ディレクトリ」機能で表示されるデフォルト項目は以下の通りです。
- ページビュー数
- 閲覧されたページの合計数。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。
- ページ別訪問数
- 指定したページを閲覧したユーザ数です。
- 平均ページ滞在時間
- ユーザーが特定のページを閲覧した平均時間です。
- 閲覧開始数
- ユーザーが指定サイトにアクセスしたとき、該当ページを最初に閲覧した回数。
- 直帰率
- 1 ページだけを閲覧した訪問数(ランディング ページでサイトを離脱したユーザーの訪問)の割合。
- 離脱率
- サイト内の指定した 1 ページまたは複数のページからユーザーが離脱した回数の割合。
ランディングページ
「ランディングページ」機能では、ユーザが外部のサイトから最初に訪問したページが判ります。
告知したキャンペーンサイトや、各所からリンクされたページ、検索エンジンなどからの流入量をチェック出来ます。
離脱ページ
「離脱ページ」機能では、サイト内で最後に表示されたページを調査出来ます。リンク集からの流出や、SNSへの遷移などが考えられるでしょう。
「ディレクトリ」機能で表示されるデフォルト項目は以下の通りです。
- exit
- 指定したページからユーザーがサイトを離脱した回数です。
- ページビュー数
- 閲覧されたページの合計数。同じページが繰り返し表示された場合も集計されます。
- 離脱率
- サイト内の指定した 1 ページまたは複数のページからユーザーが離脱した回数の割合。
まとめ
Googleアナリティクスで期間中に読まれた記事ごとのPVをチェックするには「すべてのページ」をチェック
Googleアナリティクスに用意された機能は多岐に渡るので、すべてをチェックするのは大変です。
まず優先的に覚えたい機能を探して、細かい機能については追って身につけていくのがオススメです。
なお、特に断りがない限り、メニュー構成は執筆時現在( 2016/05/23 )の状況に基づいて書きました。
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