Webサイトを高速化する方法の一つがgzip圧縮です。
「gzip圧縮されるようにサーバ設定したので確認したい」
「自分のレンタルサイトで本当にgzip圧縮が効いてるかどうか知りたい」
…というようなときにチェック出来るサイトをご紹介します。それぞれ使い勝手が違うので、好みに合うものを比較してみて下さい。
GIDZipTest
GIDZipTest: Web Page Compression (Deflate / Gzip) Test – GIDNetwork
シンプルなインターフェイスで判りやすいと思います。URL入れてリターン。Web page compressed? で Yes が返ってくればOKです。
実際のgzip圧縮率やサーバ構成の細かい値を返してくれるので、設定のチェックもできます。
HTTP Compression Test
WhatsMyIP.org | HTTP Compression Test
こちらも同様に圧縮率などが判ります。
現在使用中のブラウザがgzip対応のブラウザかどうかの判定もしてくれるので、古いブラウザや変わった環境でチェックしたいときはこちらが良いでしょう。
GZIP Compression Test – GIFT OF SPEED
広告出ないしシンプルな画面で判りやすいです。「細かい事はよく判らないけど、とりあえず圧縮が効いてるかどうか知りたい」ときはこちらがオススメです。
Check GZIP compression
グラフィカルで目を引くUIです。ただしBOT判定のポップアップウィンドウが出てくるので、使い勝手の好みが分かれるかも知れません。
GTmetrix
GTmetrix | Website Speed and Performance Optimization
最後はgzipの圧縮チェッカーとしてはちょっと変わり種…というか、一般的にはサイトのスピードチェックで使われることの多いGTmetrixです。
じつはGTmetrixでもgzip圧縮のチェックが出来ます。スキャン後の YSlowタブ 内部にある「Compress components with gzip」というメニューがそれ。
サイトスキャンには結構時間がかかるのですが、良く知られてる多機能なサイトなので普段の計測がてら気になったときに覗いてみて下さい。
おわりに
gzip圧縮が効いてるかどうかは最初に一度試せばOKと言う話もあるのですが、外部リソースなど各種データ設定を変えた場合にどうなるのかなと思って調べ直してみました。
gzip圧縮では最大で8割くらいの圧縮率になると言いますが、手動で目一杯まで削ってる場合は5~6割に留まるようです。もちろん圧縮率が悪いのは、元データが詰まってるだけなので仕方ありません。
サイト高速化の道のりは険しいですね…。(눈_눈)
あと圧縮で思い出したインターネット小話ですけど、データ圧縮について人に説明するとき「『大量のワカメはそのままだと邪魔だけど乾燥させれば便利』って言うと大抵通じる」って話が大変秀逸だと思います。
リケン ふえるわかめちゃん三陸 20g |
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