SI CAPTCHA Anti-Spam導入時の設定

WordPress定番のスパムコメント対策プラグイン「SI CAPTCHA Anti-Spam」の設定方法あれこれです。

SI CAPTCHA Anti-Spam導入時の設定

コメントスパム対策に、画像認証系WordPress用プラグインとして定番の SI CAPTCHA Anti-Spam を入れてみました。

これまでもスパムコメントは機械的にフィルタアウトしていたので処分の手間は軽微だったのですが、ゲスなアクセスにサーバリソース取られるのも癪なので標準の Akismet とも親和性が高そうなSI CAPTCHA Anti-Spamを選択した導入記録です。

SI CAPTCHA Anti-Spamを有効化する

まずはWordPressのプラグインページから SI CAPTCHA Anti-Spam をダウンロードして有効化します。

各記事に移ってコメント欄を見ると認証画像が表示されるようになりました。表示文字列が読みにくかったらリフレッシュボタンでリロード可能です。

CAPTCHAが読みにくいときはリロード

SI CAPTCHA Anti-Spam — WordPress Plugins

「ディレクトリに書き込めません」エラーが出たら

インストールしただけで動けば良いんですが、システムに噛むプラグインだとエラーが出ることも多いです。まずは「SI Captchaオプション」にてエラーが出てないか確認しましょう。

うちではキャッシュディレクトリに関して書き込み不可のエラーが表示されました。

次のディレクトリに関する問題があります: /captcha/cache/. ディレクトリに書き込めません (ファイルパーミッションの変更). パーミッションは: 0755 パーミッションを0755以上に設定してください (例:ホストによっては0777にする必要がありますが、それでは動かない場合があるので、まずは0755でお試しください) Fixing the actual problem is recommended, but you can check this setting on the SI CAPTCHA options page: “Use PHP sessions” and the captcha will work (if PHP sessions are supported by your web host).

ゲストユーザに対して権限を広げろということなので、サーバに入って /captcha/cache/ のパーミッションを設定します。

【 関連記事 】

WordPressSI CAPTCHAのUnreadable CAPTCHA token fileエラー

ログインユーザは問題ないのにゲストさんの書き込みを受けつけなかったときの対処です。

ログインしたまま表示確認したいときは

どのような状態で表示されてるか確かめたいときは、ログオフした状態でサイトを閲覧すれば表示確認が出来ます。

ただ、カスタマイズ時などはそんなことやってられません。そんなときは「登録ユーザからキャプチャを隠す」のチェックを外すと常時表示になります。

必須項目につけるマークもアスタリスク(*)から任意の文字列に変更できます。オプション設定に項目がいろいろあるので確認してみて下さい。

ダッシュボード > プラグイン > SI Captcha オプション

CSSでカスタマイズ

【本章追記:2016/04/12】見た目をカスタマイズしたいときはCSSを書き換えられます。

項目 ID / class デフォルト値
キャプチャDIV用CSSスタイル div#captchaImgDiv display:block;
キャプチャ画像(小)DIV用CSSスタイル .captchaSizeDivSmall width:175px; height:45px; padding-top:10px;
キャプチャ画像(大)DIV用CSSスタイル .captchaSizeDivLarge width:250px; height:60px; padding-top:10px;
キャプチャ画像用CSSスタイル img#si_image_com,#si_image_reg,#si_image_log,#si_image_side_login border-style:none; margin:0; padding-right:5px; float:left;
リフレッシュ画像用CSSスタイル .captchaImgRefresh border-style:none; margin:0; vertical-align:bottom;
CSS style for CAPTCHA input DIV div#captchaInputDiv display:block; padding-top:15px; padding-bottom:5px;
キャプチャ入力ラベル用CSSスタイル label#captcha_code_label margin:0;
キャプチャ入力欄用CSSスタイル input#captcha_code width:65px;

リフレッシュ画像自体がだっさいので(;・`д・´) 頑張って綺麗にするほどじゃないんですが、レイアウトを整えたいときにちょっと変えられるのは便利です。

SI CAPTCHA Anti-Spam導入 一旦まとめ

SI CAPTCHA Anti-Spamを入れてみた感想として、ひとまずスパム書き込みはかなり減りました。使用感なども含めて様子を見ながら少しずつ追記していこうと思います。

最近SNSアカウント限定でコメント開放してるWPサイトも多いし、そっちの方がスマートなのかなーと言う気はしてます。どうしたもんでしょうね?

ご意見あったらお寄せ下さいませ。そういうわけで、今後もおち研のご愛顧よろしくお願いします。(-人-)

ホーメル スパム レギュラーN 340g

【 更新履歴等 】

2014/04/02 初稿発表
2016/04/12 CSSカスタマイズについて追記しました
505 / 旧URL /2014/04/02/installation_si_captcha_anti_spam/