WordPressプラグイン「WP-DBManager」のエラーメッセージ「Your backup folder MIGHT be visible to the public」でバックアップ出来ないときの対処法です。
「WP-DBManager」は便利なプラグインですが、ダウンロードして有効化しただけでは動かないのが玉にキズ。しかも赤い警告が出てくるので焦ります。設定すべき箇所も多いので落ちついて作業しましょう。
パスが通らないエラー
WordPressのプラグイン「WP-DBManager」はデータベースを管理する上で大変便利なツールですが、設定時にエラーがでてうまく機能しないことがあります。
特に上記のようなタイミングで問題が発生しやすいのではないでしょうか。
Your backup folder MIGHT be visible to the public
メッセージの内容は「バックアップフォルダが参照出来ない」という主旨のエラーです。プログラムからデータベースが見えるようにパスを通してやりましょう。
「WP-DBManager」設定例
ダッシュボードより以下の設定メニューに進みます。
Database > Database Options
特に重要な設定は冒頭の三つです。
- Path To mysqldump:
- (例)/usr/bin/mysqldump
- mysqldumpへのパスです。判らないときはサーバ管理者に質問して下さい。
- Path To mysql:
- (例)/usr/bin/mysql
- mysqlへのパスです。いずれも最後にスラッシュは付けません。
- Path To Backup:
- (例)/****/****/public_html/wp-content/backup-db
- バックアップフォルダへのパスです。
最後の「Path To Backup」は、実際にバックアップデータが溜まる「backup-db」ディレクトリに向けます。「backup-db」ディレクトリのパーミッションは777など書き込める設定になっていることを確認して下さい。
ちなみに、正しく設定が完了しても処理が完了してエラーが消えるまで数分待たされることがあるので注意。
動作確認
パスが通ったら、実際にデータベースのバックアップが可能かどうかチェックします。
Database > Backup Database
データベースのバックアップメニューより「Backup」ボタンを押して、冒頭に緑色で完了のメッセージが出れば成功です。
Database Backed Up Successfully On ‘日付’.
ここでバックアップしたデータは「Path To Backup:」で設定したディレクトリの中に保存されています。
必要に応じてサイトをこの保存状態まで戻すことが出来ます。定期的にバックアップを取って適切に保管しておきましょう。
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