ロジクール Logicool K120キーボードを3年使ってみたレビュー

ロジクールのキーボード Logicool K120 のレビュー。リーズナブルな価格帯ながら、市場流通期間が長いので割と安心して使えます。3年使ってるけど特にガタつきありません。

ロジクール Logicool K120キーボードを3年使ってみたレビュー

LogicoolのK120というキーボードを使っています。それまで2年ほど使っていたキーボードがへたれて、押し込むと戻らなくなってきたので買い換えました。

Logicool K120は取り立てて特徴のないローエンドモデルですけど、廉価帯の中では製品のバランスが取れていたので選びました。個人的に浅めのキータッチが好きなので、良いキーボードだとかえって使いづらいというのもありまして。

ブログのカテゴリを移し替えたついでに、使用感なども加筆しておきます。

Logicool K120 諸元表

まずはLogicool K120キーボードのカタログスペックから。

項目 詳細
商品名 ロジクール キーボード k120 / Logicool® Keyboard k120
型番 / 品番 K120 / 920-005005
価格 オープンプライス(2013/07現在 1000円台前半)
本体サイズ 441 x 149 x 19.5(幅×奥行×高さ)mm
本体重量 550 g
ケーブル長 1.5 m
キーレイアウト 109キー日本語レイアウト
キーピッチ 19 mm
キーストローク 2.8 mm
押下圧 50 g
角度調節 折りたたみスタンド:滑り止め有・伸長時バネ止め・ラッチ無
対応OS Windows® XP / Vista / 7 / 8 / RT
コネクタ USB
パッケージ 本体・保証書・取説(ペラなので、ほぼ本体のみ)
保証期間 購入より3年間(太っ腹!)
その他 耐水性(60ml:コップ1/3程度の水の場合)

Logicool K120 の主な性能

ロジクールキーボードの説明

キーの耐久性

機能面で目立つのは、「1000万回のキーストロークに耐える高耐久性」という部分でしょうか。

最大1000万回のキーストロークに耐える高耐久性キー*2

ちなみにこの「*2」を追いかけた説明がこちら。

*2 Num Lockキーは含まれていません。

まぁ、あまりNum Lock 連打するひとってのも見ませんが。

キーのクリック感

ここは好みの要素が大きく、ある意味では最も重要な要素でもあります。

実際に押した感覚は値段の割にかなり頑張ってる印象で、カチャカチャ&くにゃくにゃなキーボードが苦手な人には悪くない選択肢なのではないかと思います。押下圧50gは「軽くもなく重くもなく」という感じ。

デスクトップ用キーボードとしてはストローク短めです。ノート向けキーボードと一般的なキーボードの中間程度。がっつり押したい人にはやや不満かも知れませんが物理抵抗はそれなりにあります。

ホームポジションFJの突起は主張が控えめです。

耐水性

ローエンドモデルでも耐水性能があるってところに驚きますが、どちらかというと有線/無線かどうかが重要のようです。安くても有線なら耐水仕様みたいですね。

デスクトップがスッキリすることから無線キーボードを使う人も増えましたが、私は常にお茶飲みながら作業するので耐水性を取りました。

【 2016-07-15:追記 】最近は無線キーボードも耐水性が上がってきたようです。その辺の選択はお好みで。

LOGICOOL ワイヤレスキーボード Unifying対応レシーバー採用 K270

キートップの印刷

ロジクールK120キーボード

【 2016-07-15:本章追記 】3年使ったので中間レポート入れときます。

ここまでほぼ毎日数時間ずつ使って、各キーを押した感覚にそれほどばらつきはないように思っています。キートップの印字がはげるほど使ってる文字と、埃を被るほど使用率の低いキーを比べても、押した感覚にそれほど大きな違いは感じられません。

印字がはげたと書きましたが、キーの表示はよくある転写シールタイプです。ホームポジションなど常に指が乗ってるところの塗装は経年変化で少しずつ取れてきます。あと、表面のエンボス加工も自然と削れてツルツルしてきてます。

これは使用頻度によるし、よく使う人は多少文字が読めなくなっても、特に問題ないでしょう。使用感に影響する部分の不満はないので、今日も元気に稼働してます。

キーボード購買基準と市場寿命

キーボードを買い換えるに当たって、必要な基準について考えてみました。

キーボードの使い勝手は作業効率に直結しますから、良いモノを買った方が望ましいのは判ります。よく馬の鞍にも例えられるとおり、マシンを替えてもキーボードは連れて行けと言われるようなものですし。

一方、物理的に負荷がかかる消耗品でもあるので、代替品があることも重要だと思ってます。珍しい製品の場合、また次に同じのを買おうと思った時に手に入らないのも困るので。

キーの配置やピッチは似たように見えてそれぞれ微妙に違うものです。どれくらいの力で打鍵するかにもよりますけど、しょっちゅう叩き壊す人は新調する度にキー配置を覚え直すことになります。厳密なことを言えばあまり効率的ではありません。

その点この Logicool K120 は流通期間が長いので、壊れても買い足せる安心感がありました。「特にこだわりがあるわけじゃないけど、あまり変なのは困る」って人にはコストパフォーマンスの良い買い物だと思います。

昔は奇抜なグッズを好んで買い求め、設定すること自体を楽しんでましたが、段々こだわりがなくなってきましたね。

ロジクール キーボード K120

Amazonだと¥1,052だそうです。やっす!