ASUS zenfone 2 laserスマホ用TPUクリアケースの長所と短所

Android携帯 ASUS Zenfone2 laser用の透明ケース(20AS2L55-2T1)を買ったレビューです。

ASUS zenfone 2 laserスマホ用TPUクリアケースの長所と短所

Androidスマートフォンの保護用にSimpeak製のTPUソフトケースを購入しました。

私が購入したのは ASUS zenfone 2 laser用( 型番:20AS2L55-2T1 )の透明ケースです。

半月ほど使った結果、良いところと気になるところが判ってきたので、極私的レビュー置いときます。

TPUとは

TPUとは、熱可塑性ポリウレタン(Thermoplastic Polyurethane)という素材の略称です。

熱可塑性という名がついてる通り、熱を加えると自由な形に成型できます。ゴムのようなしなやかさと弾力性を持つ上に丈夫さも兼ね備えた便利な素材。

スポーツ用品や医療器具など、様々な場面で使われてるのを見かけます。

ASUS zenfone 2 laser用ケースの機能要件

スマホケース購入にあたって私の挙げた機能要求は以下の3点でした。

  • 落下衝撃から本体を守りたい
  • 本体カラーは活かしたい
  • 前面カバーは不要

本体カラーを気に入ってる&フリップカバーが苦手なので、なるべく元の見た目を変えないような製品を希望したい。

とりあえず本体側面を薄くカバーするシリコーン製の輪ゴムみたいなのがあれば良いかな…ということで、まずは「シリコーンバンパー」と呼ばれるタイプのカバーを検索。

kwmobile TPU シリコンバンパー Apple iPhone

しかし残念ながら zenfone 2 laser用のシリコーンバンパーは見つかりませんでした。

iPhoneみたいなソリッドなデザインには側面のみのバンパータイプでもフィットすると思うんですが、zenfone 2 laserは背面が丸船底のようなラウンド加工になってるんですよね。

単純にゴム状ベルトを巻き付けたところで、iPhoneのように固定できないのでしょう。

Simpeak製スマホケースの良いところ

次点のスマホカバーとして選んだのが、今回購入したTPU製のクリアケースでした。

TPUクリアケースとして挙げられる一般的な特徴は次のようなものです。

  • 安い
  • 適度な耐衝撃性
  • 薄い・軽い・透明で本体の質感を損なわない

安い

気に入ったデザインならそれなりの額でも構わないんですが、安ければダメ元でも許せる…ということでお試し購入。

プレス成型のみの無着色加工ということで、実売価格も300円~700円くらいとリーズナブルです。

結果的に「これで十分かな」という感じに落ち着いたので、コストパフォーマンス的には大変良い買い物でした。

薄くて軽くてコンパクト

ASUS Zenfone2 laserカバー

厚み1mm・重量20gということで、カバーを掛けたスマホとしては割とコンパクトにまとまります。

見た目の変化について、液晶を表にしているときは元の印象とほぼ変わりません。背面は前述のとおりカバーで覆われてますが、本体カラーは透けて見えてます。

落下衝撃耐性の向上

当初予定に反して背面まですっぽりカバーされましたが、落下などによる背面パネル外れの心配はなくなりました

また表面の質感が変化した反面、滑り止め効果とグリップ力は格段に向上してます。

素手で持ち歩いた際にすっぽ抜けて飛んでったことがあるので、これは大変ありがたい。素材自体が衝撃を吸収する構造ということもあり、その点でも安心感がありますね。

カバーが液晶画面の周囲1mmほどを縁取ってるため、画面を下向きに落としても液晶直撃はわずかに免れる構造です。地面に石などが落ちてる場合は無力ですが、平たい床ならずいぶん違うと思います。

ちなみに私の液晶にはガラスカバーを貼ってますが、その貼り付け部分とツメが干渉しない…というかピッタリサイズだったのが予想外にラッキーでした。

Simpeak製スマホケースの微妙なところ

反対に気になったところも書いておきます。

フィルムほど薄くはないし軽くもない

厚さ1mmの薄型ケースとは言え、厚さ1mmというのは相応のボリュームがあります。

あまり手持ちの道具にカバーをかける習慣がない人だと「一回り大きくなったな」という印象を受けるでしょう。

もちろんそれは頑丈になったことの裏返しでもあるので判断に迷うところです。

黄ばみ

ASUS Zenfone2 laser Simpeak製TPUクリアケースの黄ばみ

またTPUの難点として自然と黄変してきます。

在庫状況や使用条件によって色の変化に幅はあるでしょうが、購入から半月&屋内メインの利用でも明らかに黄みがかってます。

メーカー商品写真に見る無色透明の素材感は正直?????という印象が否めません。

なお、アイキャッチ画像と比べてこちらの写真が赤かぶりしてるのは別の日に撮影したからです。意図的にWBを変えたわけではないのですが、もしWBを揃えても明確に区別できる程度に色はついてます。

ボタンの押しこみ具合

あと実用部分で最も重要なのは電源ボタンの押しやすさじゃないでしょうか。

zenfone 2 laser唯一の物理スイッチは電源ボタンです。ボタンの周囲には押し込みやすいような凹凸加工が施されてますが、本体のみの場合と比べると、どうしても固くなります。

製菓用のスケールに押し当ててスイッチ感度を調べてみたところ、押し込みに要する力は倍以上違うようでした。

  • 本体のみ … 270gくらい
  • カバー有 … 680gくらい

ちなみに20回くらいずつ試した平均値ですけど、実験精度としてはかなり荒いと思います。ご参考程度にどうぞ。

もちろん普通の大人にとっては慣れの範囲だと思うんですが、もし極端に握力が弱い人が純正のフリップカバーと迷ってるなら純正品を勧めます。

ASUS ZenFone2 Laser (ZE500KL) 専用フリップカバー

おわりに

そんなわけで ASUS zenfone 2 laser用TPUケースを使ってみた感想でした。

Simpeakのスマホケースは iPhone や Huawei など対応機種が豊富です。他の型番でもシリーズ通じて基本的な使用感はそんなに変わらないと思うので、購入を検討してる方は人柱として読み替えてください。

Simpeak ASUS Zenfone 2 laser 用 TPUクリア透明ケース保護カバー 【2枚】5インチ ZE500KL対応