プリンタが故障したと思ったら確認したい3つの項目

プリンタが不調なときのチェックメモ。何も設定をいじってないのに、いきなり壊れたように見えることもあります。

プリンタが故障したと思ったら確認したい3つの項目

プリンタのよくある不具合と対処法のチェックリストです。

プリンタは構造上とても壊れやすい機械なのですが、急いでいるとインク切れとかプリンタヘッドが汚れただけでも慌てがち。先日しょうもないミスではまったので、備忘録としてメモしておきます。

詰まった紙を取り除く

紙送りで詰まった紙を取り除いたつもりが、実は紙片が途中に残っていて給紙がうまくいかないケースです。モーター周辺に細かい繊維が溜まると、この世の終わりみたいな音を出したりするんで結構焦るかも。

インク交換口や給紙口から引っ張り出しただけでは全部取りきれないことがあります。機種によっては紙詰まり対応の専用開口部が設けられていることがあるので、マニュアルで確認してみて下さい。

マニュアル意外と役に立ちます。私はたまに読み返す派です。

インクが高い機種は開口部が少ない

ちなみに本体価格が安くてインク代で開発費を回収するタイプのプリンタは、内部へのアクセスが困難なことがあります。

開口部を作ると部品点数が増えるので、そこは費用対効果と考えた方が良いかも。

電源コードの再確認

嘘みたいな笑い話ですが、メーカーのサポートセンターにかかってくる電話の中でも少なくない事例が「電源コードが刺さってなかった」だそうです。

複数のメーカーさんが溜息混じりに言ってるのを聞いたことがあって「実話かよ!」って思いました。

このとき、「電源コードは本当にコンセントに刺さってますか?」とか言うと「馬鹿にするな!」ってお客さんとトラブルになるので「メモリリセットを行いますので、一旦電源を切ってコンセントを差し直して下さい。」とか言う話がすごく好き。

無線LANの設定を見直す

印刷ジョブを設定して、あとは出てくるのを待つだけ…という段階でうんともすんとも言わないときは、ネットワーク環境を見直してみましょう。

正確には「うんともすんとも言わない」というより、「キューからデータが行ってるっぽくてモーターも動き始めるんだけど、全然タスクが回ってる感じがしない」みたいな場合です。

「プリンタが用紙を取り込んだ途端に固まった」「5行ばかり印刷したところで排紙された」…かと思いきや、スムーズに印刷できることも。

再現性が低いので、精神衛生上とても不安になる事例です。「おかしいなぁ…。データが送られてる気配はあるんだけど、セッションが閉じてない…?」とか思ってるうちに気がつきました。

無線LANが迷子になってたんです。

そういえば、先日ルータを入れ替えたわ。こっちも結線の話でしたね。配線見直すの大事です。つながろうWi-Fi。

BUFFALO 11n/g/b 無線LAN親機(Wi-Fiルーター) エアステーション Qrsetup Giga Dr.Wi-Fi 300Mbps WSR-300HP/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)] (利用推奨環境1人・ワンルーム)

おわりに

…と言うことでプリンタを修理に出さないといけないかなと思ったら単に設定がおかしかっただけ、という割と恥ずかしい事例でした。でへ。

無線だからプリンタ自体には全く手を加えてなかったので、因果関係が繋がっていませんでした。サポセンに電話する前に気付いて良かったです。(;・`д・´)

なぜ取扱説明書は解りにくい?

ちなみに、「マニュアルは結構読む」っていう話をすると「あれ実機と全然違う事が書いてあったりして意味がわかんない」って言われたりします。

社風や開発状況によっては実機が手元にないまま仕様書からマニュアル書き起こしてることがあるので(しかも書いてるのは非技術部員)、記述の精度は製品によって結構ばらつきがあります。

現況と違う事が書いてあったら「ここは本機の独自仕様」「デバッグが十分じゃない可能性がある」とか脳内で適当に読み替えるとストレスが減るかも知れません。