無差別パクりサイトで自分の記事を探す方法

おちです。

パクりサイトが嫌いです。一匹見つけると30匹…とは言わないけど、その気になって検索すると ちょいちょい微妙な記事が見つかるので探し方をまとめてみました。

パクられ記事をGoogle経由で検索する方法

まずはオーソドックスにGoogle検索で探す方法。基本的に検索文は独自ドメインを対象としてますが、ルートURLやアカウント名でも見つかることがあるのでレンタルブログを使ってる方も検索文を工夫してみて下さい。

site:パクりサイトのドメイン あなたのブログ名

パクりサイトが判っている場合に自分の記事を探す検索文です。ブログ名以外にもハンドルやユーザネームなど、自サイトに特徴的な単語で引っかかることがあります。

inurl:あなたドメイン -site:あなたのドメイン

ディレクトリ構造などを元サイトからそのまま引いてるシステムに有効な検索文です。引っこ抜き方にもよりますが、これで盗用ページが見つかる場合もあります。

intitle:あなたのブログ名 -site:あなたのドメイン

自分と関わり合いのあるサイトのうち、自分の記事を除外する検索文です。単純にお友達リンクや自サイトを紹介してくれてるところが出てくると思いますが、中には「本文ほぼ丸パクりで申し訳程度にリンクを張ってるサイト」が引っかかる事もあります。

パクりサイトが既に特定されているとき

記事を盗用したページが既に判っている場合、サイト内検索を使うと それ以外の他の記事も見つかる場合があります。

検索窓にブログ名、ハンドル、SNSアカウント名などを入力

WordPressなどで構築されたページの場合は、データベースに問い合わせた方がサーチエンジンよりも確実です。

URLに続けて「?s=」でブログ名などを検索する

検索窓がない場合でも一部のCMSではURLに特定の書式で入力するとサイト内検索が可能です。WordPressの場合は

http://example.com/?s=検索語

で、備え付けの検索窓を使ったのと同じ結果が出ます。

【memo】

「AAAA」という単語を含む検索結果のうち、更に「BBBB」も含むページを探したいときは最初の検索結果に続けて

+BBBB

と繋げると絞り込み検索出来ます。ちなみに3つ以上の単語でも有効。

例:http://www.example.com/?s=AAAA+BBBB

ただ、WordPressにビルトインされてる検索機能(get_search_form)だけでは それ以上の細かな検索が出来ない(=ブール演算子が機能しない)ようで残念。

異議申し立て通知

ご自分の記事が見つかった場合はデジタル ミレニアム著作権法(DMCA)に従ってGoogleに通報できます。

ダメ!

Google:ポリシー違反の報告 – Google AdSense
Google:Google からコンテンツを削除する
Google:デジタル ミレニアム著作権法 – メール/FAX 送信手順
そのほか参考URL:DMCA通報に関する検索結果

【 memo 】

なお、DMCA通報をする際には住所や氏名などの記入が必須です。また、このとき記載した情報は盗用相手に通知されるので注意して下さい。日本における一般的な「通報」のイメージとは異なり、法的措置の第一歩という扱いになるからです。

妥当性を考えたら法律家を代理人として立てるのが筋なのでしょうが、このへんは少々納得行かないところ。

まとめ

おち研は細々やってるので それほど変なことされないんですが、パクりサイト見るとほんと何なのかなと思います。あと、人のコンテンツぺたぺた貼って「スゲー!」とか書いただけのサイトもさっさと滅びて下さい。

本当はネット上の図版を借りるとき気軽に課金できたら良いと思うんですけど、マネーロンダリングの絡みとかあるから難しいんですよね。

なーんかモヤモヤするけど、それではまた!

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パクりサイト例