情報の賞味期限と腐敗と熟成…日付をもっと大事に扱おう!

おちです。

皆さんWEBページの日付ってチェックしてます?

私かなり気にする方なんですが、サイトのデザインによっては目立たなかったり全く記載がない記事もあったりして本当に困ります。日付って、それ自体がかなり密度の濃い情報だから。

情報が永遠に不変であることの罪深さ

よく、精査された情報は古くならないって言う意見がありますがあらゆる情報は古くなりますよね。

顕著な例としては地図がそうで、20年もすると全く役に立たなくなる。技術解説情報なども、ソフトウェアのバージョンや製品のロットが違うと無意味どころか、かえってトラブルの元になる場合があるでしょう。

物理化学のようなものでさえ、子供の頃に見た本を読み返すと今では否定されたような解説がぽろぽろ出てきたりする。

ただ、それが間違いであるかどうかは読んだ人の知識ベースに依存する。情報そのものは、誰かが訂正しない限りずっと同じ形でそこにあり続けます。

これを受け手がスクリーニングするにはどうしたらいいか?最も端的な方法は情報の日付を確認することです。最近の動向を知りたい人は古い情報があってもスルーすればいいしどうしても他に資料がなければリスク承知で試す覚悟が生まれる。

鮮度が大切な情報だからこそ、日付の記載は品質保証になり得ると言えるでしょう。

カビてる

ニュースサイトの日付が判りにくい皮肉

ディレクターが悪いのかデザイナーが悪いのか知りませんが、Webのニュース記事って意外と日付の扱いが地味で探すのに苦労します。

さすがに探せばどこかしらに書いてあるんですが、本質に比して地味すぎる。

先日、あるニュースが話題になってたので見に行ったところ既視感あって「最近また似たような事件があったのかな?」って思ったらまさにその何年か前の記事だった。

報道そのものの価値が変わってしまうので、日付は分かりやすくして欲しい。

古い情報でも価値があるのは日付のおかげ

一方、日付が添えてあるというだけの理由で どうでもいい情報が大化けすることもあります。たまたま出てきた古雑誌を広げたら本文より広告の方が面白かった、みたいな話。

民俗学でも日記や家計簿は高額取引されるって言いますしね。

日付と情報の関連性

情報価値の一生を考える

情報って、ものによって食べ頃だったりダメになったり時に食あたりを起こしたり古くて干からびたと思ったら案外美味しくなったりするの味わい深い。

速報に当たり外れが多いのは、まともに調理されてないからかもね。

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※カテゴリ移動したのに伴ってタイトル変えました 2014/06/29