https://about.twitter.com/ja/press/photos
8月28日、Twitterで自分の発言がどれくらいの人に読まれているのかを確認できる「Twitterアナリティクス」機能が一般公開されました。実はひと月くらい前くらいから使えてたんですけど、ようやく正式発表されたみたいです。
ちなみに各所で「広告主や著名人じゃないと使えなかった機能がとうとう!」みたいに書いてありますけど、かなり前から素人もタダで使えてましたからね。
(・∀・){んもー、みんなテキトーなんだからー。
Twitterアナリティクス基本機能はβ版と同じ
ちなみに年明けからひっそり稼働していたベータ(?)版アナリティクスと機能的には ほぼ同じものです。でもレイアウトやグラフが綺麗になって非常に見やすくなりました。
パブリッシャーと開発者の皆さまへ:Twitterカードアナリティクスのご案内より引用
以前はこんな感じだったのが、フラットデザインで大変おされになってます。
まだ正式公開されて間もないので場合によっては数日分の解析しか見られない人もいるけど、私は全データ溜まってるもんね~っていうほのかな自慢も入っております。
Twitterアナリティクスの管理画面で判ること
などなど、機能はなかなか充実しています。
ツイートアクティビティからわかること
ツイートアクティビティは、各ツイートにどのくらいの反応があったかを確認するアクセス解析機能です。
自分本来のタイムラインに加えて「インプレッション」「エンゲージメント」「エンゲージメント率」の表示が追加されてます。耳慣れない表現もありますが、広告管理で使われる用語ですね。
それぞれ該当ツイートが「誰かのTLにロードされた回数(A)」「RT/Fav/リプ/ツイート内URL押された/個別ツイートを広げた回数(B)」「B/A」です。
特定ツイートをクリックすると詳細表示に切り替わります。
ツイートアクティビティの意味と読み方
どんなデータでも、アクセス解析を眺めるのって楽しいです。
Twitterの性質上、フォロワーが1,000人いても全員に読まれることはありえないし、フォロワーの少ないアカウントでも何度かRTされれば沢山の人の目に触れます。個々のツイートに対して具体的なリアクションが見えるのは とりあえず「へー」って感じ。
一方「リアクションがなかった発言」だけ拾って読むのもそれなりに面白いです。
たとえばフォロワーが何千何万いる人と対話した後のツイートは、誰からもリアクションがないように見えて実はインプレッションが跳ね上がってます。私はあまり好きじゃないんだけど、この効果を期待して頻繁にインフルエンサーに向かってリプ飛ばす人ってのがいますね。こう言うのも有名税って言うのかなぁ…本当お疲れ様です。
また、「エンゲージメント0の発言」とは「他人のTLに表示されたものの完全にスルーされた」発言のこと。こちらはアクティブフォロワーがどれくらいいるかの目安になります。時間帯によっても変わりますけど、私の場合はフォロワー数に対して50~75%くらいのことが多いのかな。
ただ、エンゲージメントないツイートを非フォロワーが読んでる可能性もあります。「一時的にTL見に来た人」や「検索に引っかかったケース」や「リスト使ってる人」などがそうですね。
逆に、この値が極端に低いようならフォロワーの多くはbotやスパムアカウントなのかも知れません。
フォロワー属性
フォロワー男女比やリアクションの高い話題など、各ツイートの内容から推測される項目です。
興味分野
話題の分野は割と正確に抜き出されてる印象です。私それほど化学の話はしてないんですけど、サイエンス一般は頻出なので誤差範囲でしょう。しかし、それにつけても酷いのはフォロワーさんの性別です。
フォロワーの性別
男96% is 何。
でも試しにフォロワー全員書き出したら「疑いなく女性だと判ってる人(著名人や実際にお会いした方)」の割合がちょうど4%で、それはそれで感心しました。ま、ただの偶然ですが。
基本的には興味による属性判定なんでしょうけど、Googleほどトラッキング精度が良くないので判断保留の人はまとめて男性扱いされちゃうんでしょうね。
物理や数学の話をしてたら男判定って頭悪すぎて笑う。
所有するWEBサイトの解析機能がキモ
実を言うと本機能のキモは自サイトとの連携にあると思ってます。
最初も書いた通り、Twitter分析はもともと広告主向けサービスとして展開されました。広告というと誤解がありますけど、要はマーケティングツールです。
「Googleアドワーズとアナリティクスのソーシャル分析がTwitterに特化してグラフィカルに流入量が見える」と捉えれば良いです。広告費払えば宣伝ツイート打てるけど、解析だけならお金払わなくても普通に使えます。
所有するWEBサイトを登録する
アナリティクスのダッシュボードからは判りにくいんですが、右上のメニューから ads.twitter.com に飛ぶと所有サイトが登録可能です。
発行されるmetaタグをヘッダに挿入してアクティベートすると、管理サイトに関するツイートの分析データが溜まっていくでしょう。自分のサイトをツイートしてくれたツイート数やクリック数など期間ごとの集計が閲覧できます。グラフはURLつきツイート数の日計です。
個人的なことを言うと、コンスタントにツイートしていただけるのを目標にしたいですね。たまに3桁ツイートに届く話があってもうちは基本的に検索流入のみでソーシャル流入が少ないので。
Googleアナリティクスより
自サイトに関するツイート動向がわかる
ちなみに短縮URLでつぶやかれたツイートも拾ってくれるので割と便利です。…と言いたいところですが、Twitter検索で演算式を使った方がヒット率が高いので正確性はかなり微妙なところです。ただ、エゴサと比べると誰がインフルエンサーか判りやすいと思います。
以前もお伝えした予約投稿機能を含め、まだ余り知られてない機能も色々あります。Twitterは新機能を実装しても余り積極的にアナウンスしないので、たまに眺めてると新しい発見があって結構面白いですよ。
【 関連記事 】
Twitter公式サイトで予約投稿機能が使えるようになってます!
とりあえず半年近く眺めてますけど、公式ツールで予約投稿してる人を見たことがないですね。…誰か使ってます?
私が はてな短縮アドレスでTwitterに告知を流さない理由
GoogleアナリティクスでTwitterからランディングページへの流入を見る方法。こっちからトップツイートを探すことも可能です。
|
ソーシャルもうええねん【楽天】 / 【Amazon】
そうでもないよ。 |
コメントをどうぞ(´ω`*)