Twitterでドメイン検索が効かなくなりました。URLで検索をかけても、まともに結果が返ってきません。
うわぁんTwitter社め、なんてことをしてくれるんだ!(´;ω;`)
↓
あっ、回避法みーっけ!(;・`д・´)9
↓
よぅし、インターネッツにシェアだ!٩( ‘ω’ )و
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…と、急ぎ書き殴っている間にあっさり検索が復旧しました…。(´ཀ`」∠):_
最初ボツにしようかと思ったんですけど、今後また同じようなことが起きるかも知れないので念のために置いときます。
Twitterでドメイン検索が塞がれたとき試したこと
http://www.example.com/
example.com に言及するツイートを検索する想定で、それぞれ次の検索クエリで試してみました。
検証環境はTwitter公式のPC WebクライアントおよびAndroid用アプリです。(一部サードパーティ製クライアントも含みます。)
ドメイン検索
example.com
あるドメインに属する任意ページについて、言及ツイートを検索する場合の基本クエリです。
Twitterでドメイン検索するときの基本のきなので、今回これが使えなくなってびっくりしました。
フルアドレス検索
特定記事に対する反響を探す場合は、フルアドレスを検索します。
http://www.example.com/test/slug/
クエリをいちいち変える必要があるんですけど、それぞれのページ単位で言及ツイートを取得することが可能です。
例えば同じ example.com というアドレスでも、プロトコルつきで
http://example.com/
と書いた場合はトップページに関するツイートだけが手に入ります。
絞り込み検索として働く以上、挙動は理解するんですが、全体をゆるく検索できないので不便です。
サイト名検索
ドメイン検索が通らなくても、テキスト検索が通るようならサイト名で拾えます。
ツイートボタンからの投稿は基本的にtitleタグの情報を含みます。よほどありふれたサイト名でない限り、テキスト検索で必要なツイートが拾えるはずです。
ただ、
「サイト名を使ったテキスト検索ではURLだけ記述されたツイートが引っかからないのでは?」
などと思うわけですが、どっこいTwitterカードの設定をしておけばURLだけのツイートでもサイト名で結構引っかかるのご存じでした?これ豆知識やで。
【HTML】
<meta name="twitter:title" content="ページタイトル - サイト名">
または
<meta property="og:title" content="ページタイトル - サイト名">
きちんとバリデーションさえ通っていれば、タグの書式はTwitter専用タグでも汎用のOGPタグでもどちらの書式でも有効です。
ただし、この検索方法が使えるのはTwitterカードに対応している公式クライアントのみです。TweetDeckを含むその他のクライアントでは平文しか拾わない点に注意して下さい。
API検索
普通の検索が通らない場合でも、API経由なら取得出来ることがあります。
(;・`д・´){そんな動く保証もないのに API 叩くなんて面倒臭いよ!
…と思いきや、Twitter公式ウィジェットは Search API で動いてます。各所の公式ウィジェットを確認して問題なく動いていれば、API経由のリクエストだって通るはずです。
Search APIが動いてることを確認してから、Consoleで確認すれば無駄骨を折ることもないでしょう。
API Console Tool | Twitter Developers
もっとも、この方法で取得出来たところで面倒くさい方式であることには変わりないです。でもこれで取れなかったら私にはお手上げなので、深追いするかどうかの目安には使えます。
URLの文字列検索
API叩けばjson取れることは判ったけど、出来ることなら避けたい私。どうにか楽な方法がないですかね…と悶絶すること数分、
( ・ิω・ิ ){あ、サイト名で取得可能なら型を定義すれば良いんじゃないの?
…ということで、
“example.com”
で検索したら無事取れました、というご報告でした!
【2017-07-08 追記】久しぶりに試したら、この方法が効かなくなってますね。色々複合要因でダメっぽいことが判ってきたので、次章に別の回避策を考えました。
特定トップレベルドメインが原因?
【2017-07-08 本章追記】結局その後も紆余曲折ありまして、URL検索が引っかからない状態が丸1年続いていました。
一通り自分でも調べなおしたところ、特定のトップレベルドメインが原因という結論に達しました。とりあえず最低限やりたいことができた記録を置いておくので、類似事例の方はご参考にどうぞ。
Twitterでドメイン検索してみた感想
2016年7月初頭から発生した今回の不具合ですが、アカウントによって検索不能期間がずいぶん違ったようです。
おち研告知アカウント(@02320net)のほうは月替わりから早々に検索出来なくなってたんですけど、個人アカウント(@02320_ochi)のほうは7月8日の未明まで問題なく検索出来てました。
なんとなく使えてるからあまり深刻に考えてなかったんですけど、明け方になって個人アカウントの方でも検索が効かなくなってさすがに「ヤバい」と思い始めました。
しかし、小一時間ほど対策を練ってるうちにあっさり復旧。
検索不具合は有料化の導線確保?
ドメイン検索が塞がれて困るのは主にサイト運営者なので、最初に疑ったのが課金ユーザを増やすための導線確保でした。でも今回のは単なる大型メンテナンスだったんですね?
実際、検索が完全に塞がれるならプロモーション用のトラッキングコードを張ったほうが良いかもしれないと思いました。でも運営者の自己満足のためにライブラリを増やすのはさすがにどうかと思いますし、ひとまず見送った次第です。
エゴサーチ嫌がる人がいるのも知ってるんですけど、考察系サイトって頑張って書く割になかなか反響が得られないので言及ツイート本当に励みになるんですよ。ささやかな楽しみなので大目に見といて下さい。
もしかしたらまた似たようなことが起きるかも知れないので、そのときのために書き残しておきます。
コメントをどうぞ(´ω`*)