【鉛筆画】動物を描く

Pencil Drawing 鉛筆による動物画のスケッチです。イワトビペンギンとジャンガリアンハムスターとジョウビタキ。ゆるりゆるり。

【鉛筆画】動物を描く

サイト内に描き散らかした鉛筆画のうち、動物スケッチをまとめました。微生物ほかは別ページにあります。

ロボロフスキーハムスター / Roborovski Dwarf Hamster

Pencil Drawing, Roborovski Dwarf Hamster, ロボロフスキーハムスター

和名
ロボロフスキーキヌゲネズミ
分類
キヌゲネズミ科 ヒメキヌゲネズミ属
学名
Phodopus roborovskii

ふわもこ生物の代表とも言えるハムスターの中でも、極めてぬいぐるみ度の高い種がロボロフスキーじゃないでしょうか。普通の人が取った「うちの子自慢」みたいな写真でも確実にやられるしズルイ。

イラストなんかでまるまるしてると「デフォルメしすぎ」って思うけど、実際に描いてみると普通にしてて二等身、後ろ足で立ってると完全に一等身ですからね。嘘偽りなし。

あと学名はラテン語綴りだと Roborovskii と書くんですが、英語綴りの時は i 重ねないので Roborovski になりますね。マメ知識。ちなみにロシア語だと Роборовского (=Roborovsky) です。

ふわもこ生物は水毛と地毛を描き分けつつ、なるべく輪郭出さないようにするのがポイントでしょうか。短い線で間を埋めるように描きます。輪郭がないのでごまかせる反面、輪郭がないからごまかしが利かないというか、意外とバランスが難しいです。

全体のデッサンは鉛筆を使って描いたのですが、毛を引くのは極細シャープペンシルの方がむしろ柔らかさが出たかも知れません。目を大きく描くと漫画的に見えるけど、本当にこれくらいパッチリしてるんですよね。

432 /2014/03/09/rockhopper-penguin/

ジョウビタキ(オス) / Daurian Redstart

Pencil Drawing, Daurian Redstart, ジョウビタキが小枝にとまってるところ

和名
ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)
分類
ツグミ科 ジョウビタキ属
学名
Phoenicurus auroreus

四季折々に見かける生き物の中でもジョウビタキは個人的にかなりの上物。特にオスが持つ鮮やかなオレンジの羽根は特筆に値しますね。

鉛筆画だけに一番の特徴である腹部のオレンジが表現できないんですけど、実際に塗ってみて黒い毛が意外と端正な顔だなと再認識しました。なんとなく職人堅気タイプ。

上から貼り付けたような銀毛がマッシュルームカットのようでもあり、よくよく観察してみると今まで「かわいい」一辺倒だったジョウビタキへの印象が少し変わりました。

それと。ツグミ科に多い「ぽわぽわ」した陰影のある羽根が特徴的なので、ちょっとだけ気をつけながら描いてます。ただ、小枝の硬さを出そうと描き込んだら羽根が寝ぼけちゃったような気も。柔らかいもの描くの難しいです。

432 /2014/03/29/daurian-redstart/

イワトビペンギン / Rockhopper Penguin

Pencil Drawing, Rockhopper Penguin, イワトビペンギン

和名
イワトビペンギン
分類
ペンギン目 ペンギン科 マカロニペンギン属
学名
Eudyptes chrysocome

ペンギンって超かわいいよね~って思いながら、種類覚えるために写真見ながら写実的に描いてみたら驚くほど可愛くなくてびっくり。

動きがコミカルなだけで、目は結構きついんですね。あ、でも子供時代は割とつぶらですよね。なんで大人になると黒くなるんでしょうね。体を温めるため?

目元の飾り羽根が特徴的なイワトビペンギンですけど、実際に見るとぴょこぴょこ飛び回って賑やかです。まさにRockhopperっていう感じ。

描くときは、羽根の流れと色の境界を丁寧に描き込むよう心がけました。忘れがちな足こそ描き込みを入れたいところですが、腹部とのコントラストの兼ね合いが難しいかも。塗り残した飾り羽根の部分はどうしても汚くなってしまうので、後から消しゴム掛けてます。

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細かい書き込みはHBで、塗りはだいたい2Bです。

【 更新履歴 】

2014/03/09 初稿発表
鉛筆画集にリニューアル