シークレットペンってご存じでしょうか。
シークレットペンとは、付属のLEDでインクに光を当てると蛍光で文字が浮かび上がる筆記用具です。LEDをつけないと何も書いてないように見えるので、秘密道具みたいな感じで使えます。こういうの小学生が めっちゃ好きそう。
で。
たまにブラックライトが欲しくなるのでシークレットペンで代用できないものかと買ってたんですが、何だかんだで放置してたのをようやく評価してみたメモです。
シークレットペンとは
シークレットペンは、「特定周波数の光に反応する特殊インクのペン」と、「その光を出すLED」がセットになってる文房具です。
シークレットペンを持ってる人同士だと復号できるけど、紙だけ見せられてもまず何を書いてるか判らないと思います。照り返したり光に透かしてみても、何かが書かれてることすら判りません。
類似品をよく見かけますが、本家からのOEMに見えます。オリジナルは(株)日本パール加工の商品でしょうか。
日本パール加工シークレトペン |
シークレットペンの使い方
使い方…というほどではないのですが、書くときは付属のLEDで照らしながら書くのがコツです。
そのまま紙に書こうとすると無色透明のペンなので、何を書いてるか自分でも全く判りません。空いてる方の手でLEDを当てながら書くと筆致を確認出来るので、普通に書くことが出来ます。
シークレットペン付属のLEDはブラックライトとして使えるか
シークレットペンそのものは本当によく出来ていて、全く何もないように見える紙を付属のLEDで照らすことで くっきり文字が浮かび上がります。アイディア次第でいろんな用途に使えそう。
ただ、このLEDをブラックライト代わりに使うのはさすがに無理がありました。ブラックライトと書かれてはいるけど、限りなく可視光に近いのでしょう。
いろいろ試してみましたが、紫外線で励起することが判っているビタミンB₂を光らせたりお札の隠し印刷を浮かび上がらせるような力はありませんでした。
子供が使うような文具だし、安全性の面から言えばある意味当然の結果でしたね。
おわりに
近ごろ文具屋さんで良く見かけるシークレットペン、手ごろな価格帯なのでブラックライトとして使えないかなと思ったけどダメでした。残念。
実験するのが目的なら、やっぱりちゃんと周波数なり紫外線を出すと明記された商品を購入したほうが良さそうです。
ブラックライトLEDと銘打った充電式や懐中電灯タイプも増えてますけど、レビューなどを見る限りではコンセント式の方が出力が安定してるように見えます。
紫外線出すには高いエネルギーが必要なの判ってるのに、こういうところでケチケチするから失敗するんだよね。(´・_・`)
ヤザワ ブラックライト20W(50Hz) BL20 |
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