天然木で作る鉛筆型チャームは樹種ごとに違う木の香りが魅力

その辺の小枝から鉛筆型のアクセサリを作る工作レシピです。木の種類によって重さや香りが違って楽しいです。先端に芯を挿せば、本当の鉛筆のように書くことも出来ますよ。

天然木で作る鉛筆型チャームは樹種ごとに違う木の香りが魅力

先日、近所のアウトドア・ワークショップで鉛筆型のチャームを作ったら思いのほかギャラリー受けが良かったのでご紹介します。

その辺に転がっていた1cm径くらいの小枝を鉛筆型に削るだけなので簡単お手軽。お子さんとの工作などにどうぞ。

鉛筆型チャームの材料と作りかた

小枝で作る鉛筆型チャームの作りかた

二本あるうち紐通してある方がおそらく南天、もう片方はヤナギ科の何かだと思います。その辺に落ちてる枝で適当に作りました。

4コマ目のは撮影用に改めて鉛筆型に作り直したから芯が通ってますが、先端に色を塗るだけでもシンプルで可愛い。素直に喜んで貰えました。

鉛筆型チャーム制作材料

  • 小枝
  • ナイフ
  • 鉛筆の芯(あれば)

鉛筆の芯は、持て余してるコンパスの芯などがあればそれを利用すると良いと思います。2mmの芯ホルダー(鉛筆の太さのシャープペン的なもの)を使っていれば、折れた芯などが流用できます。

私は短くなった色鉛筆から切り出したんですが、鉛筆を割るのは結構力が要ります。刃物に慣れてない人にはあまりおすすめしません。

2mm替え芯N 2B (6本入)

鉛筆型チャーム制作材料

  1. 枝を7~8cmくらいの好みの長さに切り出す
  2. 好みで紐を通す穴を空ける
  3. 鉛筆を削る要領で片方を尖らせる
  4. 尖らせた先端を危なくない程度に削る
  5. 好みで先端に穴を空けて鉛筆の芯を押し込む

芯を差し込む穴は、小型のルータやドリルがあった方が効率が良いです。キリなどで空ける場合も危険なので、十分に安全に注意して行って下さい。

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1cmくらいの枝になると鉛筆の削り方とはちょっと力の加減が変わってくるんですが、ご参考までにどうぞ。

木の種類で色々楽しめる

天然木を使った工作は、樹種の違いで削るときの感触や香りが変わるのが楽しみの一つです。

今回はその場にあったフォールディングナイフで全て工作しましたが、端の処理は園芸ばさみで切った方が多分楽だと思います。

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園芸ばさみは切れ味が良くて取り回しが楽なのでARS一択です。

ちなみに、アウトドア小物はポップな色づかいで選ぶのが断然オススメ。「ナチュラルカラーで!」とか言ってると絶対その辺に置き忘れてなくします。自然のカモフラージュ力ってほんとハンパないです。

樹種ごとに硬さや木目の感じが違うことは十分知ってるつもりでしたが、実際に色々作り比べてみると作る過程そのものも味わい深いですね。余力があるようなら出来るだけ多くの樹種で試すとさらに楽しみが広がります。

どう違うのか話し合ってみても楽しい

いくつか鉛筆チャームを作って転がしといたところ、小さい人たちがたくさん群がってきました。…のはいいんですけど、ほんの数センチ足らずで出来たチャームの重量感の違いを次々気付いてくれたのは意外な驚きでした。

ちょっとした加工を施したことで、樹種ごとの密度の違いなどをよく観察してくれたようです。

皮目の模様や切り口の年輪も木の種類によって違うんだよって促したら、更にまじまじと観察してくれました。(^^