鉛筆って丁寧に使うと結構長持ちするんですけど、小さいお子さんだと筆圧がコントロールできなかったり削るのに夢中になったりで次々使えなくなってしまいますよね。
そんなときの強い味方が鉛筆補助軸。ただ、子供用だからと安い補助軸を与えてしまうと使い勝手の悪さから結局使わなくなってしまうことも多いのです。
そこで安価な補助軸でも失敗しないコツとおすすめ補助軸をご紹介。本当に気持ちが良いくらいちゃんと使い切ることが出来ますよ。
鉛筆補助軸に必要なネジ留めの力
補助軸(エクステンダー)に求められる性能と言えば、何はなくとも、鉛筆の保持力でしょう。ネジが甘くて締まらない補助軸は、書いてるうちに筒の内部に潜ってきちゃって使い物になりません。
100円前後の安価な製品は残念ながらこう言うものが多いです。きっちりホールドする補助軸なら極端な話、根元まで使えるので無駄が出ません。
一本150円くらいでも探せば良いのがあるので、ネジの精度を見極めて購入することをおすすめします。
粗悪な鉛筆補助軸を買ってしまったときは
試しに買った補助軸が、ネジの甘い製品だった場合はどうしたら良いでしょう。100円程度のものなので思いきって捨ててしまうのも手なのですが、ちょっとした工夫で実用レベルまで修正することが可能です。
それは鉛筆にテープを巻く方法。
少し弾力性のあるテープを使うと持ち手の滑り止めにもなりますし、良い感じにホルダーが噛んでずれません。探せば綺麗なテープも売ってます。
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ただガムテープ貼ると鉛筆削り器が使えないなどのデメリットもあります。
ナイフで鉛筆削れれば特に問題ないんですが、やっぱり削り器を使いたい、と言う場合はマスキングテープでぐるぐる巻きにする方法もあります。削るときはマステ剥がして削り器を使って下さい。
いずれにせよテープ貼ったままだと削り器の切れ味が悪くなるので注意します。
鉛筆が細いこともあるので注意
あと、「どの補助軸を買ってもしっかり噛まなくて鉛筆がぐらぐらする」という場合は鉛筆の方に問題があるかも知れません。
日本製の鉛筆は規格が揃ってるのでほぼ大丈夫なんですが、輸入物だと軸が細めに出来てることがあります。(原産国がアジアでもフランス文化圏の鉛筆は気持ち細めの鉛筆が多い気がしてます)
細いと言っても本当にわずかな違いなんですけど、小さいうちはしっかり握れる鉛筆の方が集中できます。(…というか、気が散りにくい)
もし持ちにくそうにしているなら、鉛筆を変えてみるというのも手だと思いますよ。
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学校で補助軸が禁止されてるときは
「鉛筆と消しゴム以外は禁止」などの理由で補助軸が認められない場合もあるでしょう。そういうときは学校に長い鉛筆を、短くなったものは補助軸をつけて自宅学習用に、と使い分けて下さい。
いずれにせよ筆記具が手に馴染むと書き物が楽しくなるので、良いものが見つかると良いですね。(^^
クツワ 補助軸2P RH004
一本あたり100円台の補助軸ではこれが一番締まるんじゃないかなぁ。お世話になってます。 |
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