年賀状の試し刷りは専用紙よりお年玉ハガキに直接印刷した方が得

年賀状の試し刷りは、お年玉付きの官製ハガキに直接印刷してます。インクジェットプリント用の専用紙を買うより、トータルコストは安いと思うです。

年賀状の試し刷りは専用紙よりお年玉ハガキに直接印刷した方が得

年賀状の試し刷りにハガキサイズのプリンタ用紙が売られてますね。でも私はコピー用紙のテストで「行ける」と思ったら年賀ハガキに直接印刷しちゃうことが多いです。

だって、その方が安くない?

ハガキプリント用紙が高い

まず第一に、ハガキプリント用紙って官製ハガキより高いと思うんですよ。

インクジェット用はがき用紙

コクヨ インクジェット はがき用紙 マット 100枚 KJ-2635

インクジェット用のハガキ用紙は色々あるけど、大体1枚当たりの単価が@7~10円くらいしますよね。

書き損じのハガキを郵便局に持っていけば5円で新しいハガキと替えてくれることを考えると躊躇してしまいます。ハガキでテスト印刷しても失敗しなければそのまま投函できますし。

専用紙でも安いところ探せば@5円くらいになるけど、昔と違って今のインクジェットハガキって割と綺麗にインク乗りますもんね。

よほど「うちの子かわいいでしょ!見て見て!」っていうならプリント用紙買うのも選択肢だと思うんですが、私は自分で描いた絵をぬらぬらと印刷したいだけなのです~。

あとプリンタ専用のコート紙って、ペンのインク弾いちゃって手書きのメッセージが書けなかったりするじゃないですか。綺麗に写真を印刷したところに手書きメッセージ添えようと思ったら薄汚く滲んで「ギャー!」とかないですか?

昨今みんな印刷おまかせで手書きメッセージ書かない人の方が圧倒的に多いんですけど、私は相手ごとに一言添えたいんですよ。(´ω`*)

手書きじゃないと心がこもらないとか言うつもりはないけど、やっぱり相手に応じて文を替えることには一定の意味があると思いますし。たとえ印刷でも、明らかに相手ごとの文面で送ってるのが判れば私的には全然アリです。

差し込み印刷で「”NAME”さん、あけましておめでとう!」みたいなのが来たら、それはそれで凄いけどね。

厚紙を使った場合

No.77-100 両面インクジェット対応無地ハガキ (IJハイブリッドW・180kg四六版) 100枚

じゃぁ、印字品質以外のところで官製ハガキより良い紙を使ったらどうでしょう。ちょっと厚い紙を選んだら、どーんと@20円ですよ奥様!もっとも、これは送料込みのお値段ですけど。

もちろん品質が良いのは判ります。四六180kgの紙で名刺を作ったら、今どきちょっと「お?」って思うくらいずっしりきますよ。完全に昭和です昭和。

そうなると、この紙でテストプリントするわけに行かないから更に試し刷り用紙が欲しくなりますよね。しかも更に52円切手貼ることになるわけですし。

インクジェット用 試し刷り用紙

SANWA SUPPLY インクジェット試し刷り用紙(増量) JP-HKTEST-200

@5円以下で買えるハガキ大の試し刷り用紙ももちろんあります。200枚入りの場合、オープン価格が@2.5円、実売@1.5円くらい。

でも普通、よほどのことがない限り試し刷りに200枚も使わねぇだろって話ですよね。1回にせいぜい5枚かそこらでしょう?じゃぁ枚数減らして100枚入りにすれば当然単価は上がります。オープン価格で@3円、実売2.5円くらい。

方眼が印刷されてて位置合わせが出来るタイプだと100枚入りで@4~5円です。

あと試し刷り用として売ってる安い紙は薄いので、年賀状が足りなくなったからと言ってテストプリントに切手を貼って使うことが出来ません。結構割高だと思う。

ふじさん企画 【超特厚/厚手タイプ】両面無地ハガキサイズ用紙 (148×100mm)大容量パック POST-MUJI

あ。でもこれすごいな。坪量180Kgで@3円ですって。これだったら試し刷りに使っても全然惜しくないですね。

ただ坪量180Kgの紙が250枚って相当かさばるし、普通にしてたらやっぱ使い切るまで20年くらいかかりそうなんで、そこはトレードオフですね。

書き損じ年賀状は5円で交換できる

一方、書き損じたり印刷で失敗したはがきは1枚5円で官製ハガキに交換出来ます

切手やハガキの交換手数料

切手やハガキの交換手数料(料金は執筆時)
郵便切手・はがき 1枚につき5円
往復はがき・郵便書簡 1枚につき10円
特定封筒(レターパック) 1枚につき41円
10円未満の切手・はがき 額面の半額

レターパック高っけぇ!(^^;

交換手数料は現金で払っても構わないし、手数料を引いた差額の商品に交換して貰うことも出来ます。例えば書き損じハガキ10枚があったら「50円払って新しいハガキ10枚」か「お金払わないでハガキ9枚」か選べます。

端数は切手でおつり貰えるんだったかな。近年は端数が出るので、細かくお金足して使いやすい額の切手にアップグレードしたりしてて記憶が怪しいです。

でも「手数料払って同じ枚数 or 目減りするけど追い銭不要」が選べるのは本当なので、細かいことは郵便局の窓口で聞いて下さい。

くじつき年賀状からの交換は原則不可

お年玉付き年賀状(かもめ~るも含む)の扱いはちょっと特殊で、交換受付は販売期間中のみです。販売期間後は通常ハガキや切手に交換されます。

例えば「去年出しそびれた年賀状が出てきたから今年の年賀ハガキに替えて」は出来ません。普通の官製ハガキか普通切手への交換ならOKです。

年賀状の交換条件は色々細かく決まっているので、詳しくは郵便局へ。
書き損じはがきの交換 – 日本郵便

手紙を出さない人への小技

年賀状をハガキに替えたところで手紙なんか出さないし…というときは、切手かレターパックに替えて貰うと便利です。

「ハガキも切手も同じじゃん!」って思いがちですけど、切手はゆうぱっくの送料支払いにも使えるのでした。1回荷物送れば千円くらいすぐ行くんで、切手払いにすると結構手持ちの不要切手が捌けます。おすすめ。

年賀状の試し刷りみんなどうしてる?

…ということで、年の瀬に相変わらずひーこらしてるわけですよ。

親戚や友人で集まって年賀状交換になるとき、手渡しでも大人にはお年玉切手つきのハガキを渡すんですが、切手を貼ってない年賀状もそれはそれで需要があったりしますね。

小さい子が群がって「この絵カワイイ~!わたしもほしい~!」って囲まれるような人には試し刷りハガキあった方が便利かも知れないと思いました…って、それ私じゃーん。_(:3 」∠)_