決定版!JetpackプラグインのOGPタグを削除する方法いろいろ

WordPressのJetpackプラグインが出力するソーシャル向けOGPタグを消す方法を4種類まとめました。バージョンによってもオプトアウトの方法が異なるので、それぞれについて解説しています。

決定版!JetpackプラグインのOGPタグを削除する方法いろいろ

WordPress公式の超定番プラグインであるJetpackを試しに導入したところ、ソーシャル向けのOGPタグが重複出力されて超びっくり。しかもこちらの意図しない書式で大量に吐き出されるので結構困る感じですね…。

これじゃ折角シェアして頂いても効果が薄れてしまうじゃないですかー。:;(∩´﹏`∩);:

…ということで既存のOGP設定とバッティングする場合はオプトアウトしちゃいましょう!

1:function.php にフィルタを追加する

使用テーマファイルの function.php にフィルタを追加します。

function.phpの書き換え作業は書式を間違えると最悪の場合ログインもままならない状態になりますので、必ずバックアップをとって作業なさるようお願いいたします。

1-1:jetpack_enable_open_graph を無効化

公式ブログで紹介されてる方法です。OpenGraphを有効化するフィルタフック jetpack_enable_open_graph に false をセットします。一般的にはこれでで消えるはず。

【function.php】
// delete JetPack OGP tags
add_filter( 'jetpack_enable_open_graph', '__return_false' );

下画像の青く反転させた部分が当サイトでjetpackが出力していたOGPタグなのですが、このフィルタを切ることで該当コードは全て消えました。

Jetpackが付記するOGPタグ

Remove Jetpack’s Open Graph meta tags — Jetpack for WordPress

1-2:jetpack_enable_opengraph を無効化

環境によっては上記1-1のフィルタが効かないこともあるようです。バージョンアップするのが順当だと思うのですが、一応古い書式も載せておきますね。

jetpack_enable_open_graph と jetpack_enable_opengraph は、Jetpackのバージョンによってどちらか一方が有効になっているはずなので片方試してきたい通りの効果があれば両方書く必要はありません。

【function.php】
// delete JetPack OGP tags
add_filter( 'jetpack_enable_opengraph', '__return_false' );

1-3:jetpack_og_tags を無効化

あと、調べてて知ったんですけどOGP出力のためのプラグインを別途入れている環境だと上の方法じゃダメなこともあるそうです。プラグイン同士でgrobal変数の奪い合いでもしてるんでしょうか?

その際は以下の書式が効くようです。

【function.php】
// delete JetPack OGP tags
remove_action( 'wp_head', 'jetpack_og_tags' );

WordPress › Support » [Plugin: Jetpack] Can’t disable opengraph

2:Remove Jetpack Open Graph Tagsプラグインを使う

な~んと! GitHubに専用プラグインがありました。(^^;

sgthemes/Remove-Jetpack-Open-Graph-Tags · GitHub

function.php をいじるのが怖い方はこちらを使ってみては如何でしょう?

…とは言うものの、更新が止まっているうえに中身は1-2と全く同じコードなので本当にfunction.phpを触るのが怖い人用ですね。

イヤハヤ。(^^;A

JetpackのOGPタグ出力とってみた感想

Jetpack、すごく多機能で全然使いこなせてないんですけどインストールすると自動であちこちコードを書き換えるんですね。「え…ちょっとアンタうちの子になにすんの!」て気分になるのでアレげな現場を見つけ次第ガンガン無効化しております。

統計情報は非常に便利なんですが、いかんせん重いのが悩ましいなー。しばらく様子を見ながら継続利用するかどうか考えたいと思います。

そそそ、それではまたっ。