意外と育てにくいネジバナをズボラさんでも簡単に育てる裏技

根強い人気のネジバナ。雑草扱いですけど、いざ育てようとすると意外と難しいものです。これまで何年か育てた経験から簡単な育て方をご紹介します。

意外と育てにくいネジバナをズボラさんでも簡単に育てる裏技

雑草と言うにはファンの多いネジバナ、山野草としても高い人気があります。

空き地ではボサボサ生えてるところもある割に、いざネジバナを鉢植えで育てようとすると案外難しかったりしますよね。そんなネジバナをズボラさんでも手軽に育てる方法です!(⊙Д⊙)

ネジバナとは

ネジバナのアップ
開けた空き地に生えるネジバナ、知る人ぞ知るラン科の植物です。漢字だと捩花、学名だとSpiranthes sinensis var. amoena、どちらも「らせん状に巻く」という見たまんまの名前です。

寄ると確かにランの花という感じですよね。

右巻きの花穂と左巻きの花穂の両方を見かけますが、同じ株から左右両方の花穂が出ていることもあります。巻きの向きにこれといった決まりはないようです。

色は白かピンクで濃淡には多少の幅があります。

群生しているところで探すと、少し変わった花穂のネジバナも見つかると思います。ねじれてなかったり、あまり螺旋っぽくなかったり、種類もいろいろ。

変わったねじれのネジバナ
変わったねじれ具合のネジバナ

ネジバナの生育地

程よく湿り気のある日当たりの良い原っぱに良く自生しています。芝地だと毎年良く咲きますが、自生地の原っぱで夏場に他の草が繁茂すると割とあっさり消えてしまうかも知れません。

自生のネジバナ

ネジバナを手抜き栽培してみよう

以上の生態を踏まえて、油断するとうっかり消えてしまいがちなネジバナを手間なく育てる裏技です。( ・`д・´)

芝と混植する

芝と混植します。以上。( ・ิω・ิ )

ここまでの流れから「裏技」と言うほど変わった方法ではないのですが、芝とネジバナを混植すると良く育つ気がしています。

前に「ラン科のセルロース利用についてイネ科の共生菌がどうのこうの」…という論文の紹介を読んだ気がするのですが、肝心の論文が見つかりませんでした。(◞‸◟)

でも西洋芝と混植するようになってから非常に調子が良いのです。うちの植木鉢は2株から育て始めてますが、小さい芽も含めると6株ほどに増えました。

「どうしても単植で管理したい!」という強い希望がなければ草盆栽などにも相性が良いと思います。何度育ててもうまくいかないという方は是非試してみて下さい。(・∀・)
芝と混植したネジバナ

普段の管理

育て方は、ネジバナの鉢に西洋芝の種を適当にまくだけです。ボサボサ伸びてきたら定期的に刈り込むと密に生えそろいます。

芝をハサミで刈り込んだとき、金気に負けて切り口が少し茶色になることがあります。気になる or 間違えてネジバナまで切ってしまいそうで心配なら、芝の葉先を手でちぎる or セラミックハサミなどを使って下さい。

また、このときにネジバナの葉を切らないように気をつけましょう。

自生地では夏場に他の草で覆われると消えてしまいがちなので、夏の日射量と蒸れには気をつけたいです。

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植え替え

写真のネジバナはもう6~7年ほど管理してますが、今のところ鉢増ししないでここまで来てます。

春先に植木鉢から土ごと引っこ抜き、鉢底から2~3割ほど根鉢を刈り取って下に土を足すと良いです。恐らく根鉢がびっしり回っていると思うので、土を切り取るときは古い園芸ばさみなどでスパッと切ると植え替えのダメージが少なくて済みます。

ネジバナの根は浅い地中に集中します。よほどの浅鉢でない限り、このやりかたでネジバナの根が傷つくことはないでしょう。

ちなみにネジバナの根っこですけど、サツマイモというかヤーコンみたいな紡錘形がごろっと塊で生えてます。すらりとした地上部の草姿に似合わず、地中は割とずんぐりむっくりですね。もっともネジバナはラン科ですから、ごつい根っこなのも実は納得のいくところです。

水はけの良い用土で水はたっぷりと

空き地に群生するくらいですから、居着けばあまり細かいお世話なしに良く育ちます。用土は細粒の赤玉土などオーソドックスなもので構いません。

水やりについて花期が梅雨時なので露地なら問題ないと思うんですけど、鉢植えの場合は水をたっぷりやってください。小鉢栽培でうっかり水を切らすと一日でしおしおになりますよ…。(´;ω;`)

水切れしたネジバナ
水切れしたネジバナ

「簡単に育てる方法」とか書いといてアレですけど、やっぱり鉢植えの場合は完全な放任とは行かないので自戒のために失敗談も載せておきます。

それでは皆さんも良いネジバナライフを~。(*´ω`)/

(観葉)山野草 ネジバナ(モジズリ) 3号(1ポット)