ここ数年、夏になると良くオススメされるハッカ油を試してみました。
いろんな人の口コミを見る限りでは、お風呂に入浴剤として入れたり虫除けに使われることが多いようです。
いくつかの用途で試用してみた結果、髪を洗うときのすすぎに使うとめちゃくちゃ爽快だったので全力で礼讃したいと思います。 (´ω`*)
ハッカ油とは
ハッカ油とは、その名の通りミントの一種であるハッカ(薄荷)から作られたエッセンシャルオイル(精油)です。
植物から採れる油というと大豆や菜種やパーム油などが有名ですが、食用油として利用されない植物にも微量ながら油分が含まれています。
特にハーブが持つ香気成分は油分に溶け込んでいることが多く、それらの植物から精油すると香りの塊のような油が採れます。
ハッカ油の薬用成分
ここで香気成分の多くは薬用成分としても働くため、エッセンシャルオイルの多くは何らかの薬理作用を持っているのが普通です。
ハッカ油のパッケージに書かれた組成によると、ハッカ油の原液に対して30%以上のメントール( C10H20O )が含まれているとのこと。
ミント系香料の使われた製品がスーッとするわけですよね。(・∀・)
ハッカ油オススメの使い方
ハッカ油の使い方としてよく見かけるのが以下の用途です。
ハッカ油をシャンプーに使うのは入浴剤の派生系と言えますね。
健栄製薬-ハッカ油 |
ハッカ油で夏を乗り切るクールシャンプー
そんなわけで夏の洗髪にオススメしたいのが、ハッカ油によるクールシャンプーです。
やり方はシャンプーとトリートメントを済ませたあとの「すすぎ湯」にハッカ油を1~2滴垂らすだけ。メントールの作用で多大な爽快感が得られます。
髪を乾かしている間も、風が当たるたびにスーッとするので本当に爽やか。夏の不快感が1割くらい軽減しますよマジで! (*´艸`*)
北見ハッカ通商-ハッカ油ビン-10ml-スプレー
手軽に使えて人気のスプレータイプ |
ハッカ油を使うときの注意点
香気成分の多くは薬理作用を持つと書きました。
ハッカ油も例外ではなく、数滴レベルを超えた高濃度のハッカ油を使うと神経毒かと思うほどスースーしまくります。ハッカ油の薬用成分が、体表面の温度センサーを麻痺させるんですね。
この精油がもたらす作用は本当に侮れなくて、浴槽におちょこ一杯くらいのハッカ油を入れると真夏でも震えが止まらなくなるほどの寒気を感じるのだとか。
これが、かの有名な探偵ナイトスクープの「恐怖のアイヌの涙の湯」事件です。自然のものだからと言って健康に良いとは限らない好例ですね。過ぎたるは及ばざるがごとし。:;(∩´﹏`∩);:
浴槽に7~8滴も垂らせば、入浴剤としての十分な効果が得られます。洗面器に取るときは1~2滴を目安に使うようにして下さい。
特に皮膚が弱い人は、浴槽に対して1~2滴くらいから始めるのが無難だと思います。様子を見ながら好みに応じて増量するようにして下さい。入れすぎ厳禁ですよ!(;・`д・´)
極寒体験-恐怖の入浴剤-【アイヌの涙】-天然国産ハッカオイル-ご使用に要注意!! |
おわりに
私がメントール系の入浴グッズを初めて使ったのは花王のバブシャワーでした。発売前に渋谷だか新宿だかで街頭配布の試供品を貰ったのが最初です。
以来折に触れてバブシャワーを愛用してたんですが、試しにハッカ油を使ってみたら汎用性が高くて使い勝手が良いのですっかり気に入ってしまいました。
ほんの数十mlしかない小瓶が500~2000円ほどもしますが、一回の使用量は数滴なので割高感はあまりないです。20ml入りの小瓶を購入して毎日1~2滴ずつ使っている感じでは、おそらく2夏くらいは持つ感じ。
購入したハッカ油は使用期限まであと4年近くあるので、使い切れず無駄にすることもないでしょう。
夏場の蒸し暑さを払拭する良い相棒が得られてとても満足しています。店頭で見かけたら皆さんも是非試してみて下さい。(´ω`*)
バブ-爽快シャワー-エクストラクール |
コメントをどうぞ(´ω`*)