スタークルーズプラネタリウム＠六本木ヒルズ

スタークルーズプラネタリウムを見に六本木ヒルズへ行ってきました。

スター・クルーズ・プラネタリウムとは、六本木ヒルズで開催中のプラネタリウム・クリエイター　大平貴之さんプロデュースによるアトラクション型プラネタリウムです。

昨冬に引き続き今期は2012年12月から2013年2月まで開催してるそうで、しかも展望フロアと直結だし、ミッキーさん達もやたらめったらキラキラ輝いちゃってて、おまけにプラネタ会場は真っ暗でありますから、夕方以降にいらしてカポーでイチャイチャやってください。

スタークルーズプラネタリウムの楽しみ方

ネタバレ嫌いなのであまり大したことは書きません。…というか、公式サイトに載っている内容がある意味全てです。

一般的なプラネタリウムと比較して唯一最大に違うことは、それがアトラクション型かどうかというよりも学芸員がいないこと。つまりこのプラネタリウムの解説員は自分自身なんだという。

各セクションはそれほど広くありません。大平さんの仕掛けたフィーチャーに気づかなければあっという間に過ぎてしまうことでしょう。

でも星好きなら話のネタがたくさん転がってることに気づくはず。逆に難しいこと一切抜きに世界観を楽しめる人も多分大丈夫。中途半端に受動的なのが一番良くないです。…って、何でもそうか。

私は昼間の空いてるときに行きましたけど、あまり詳しくない人は展望台で開催されてるオプション観測会に参加するのも良いんじゃないかな。

スター・クルーズ・プラネタリウムの個人的な感想

張りぼての天王星がね、横倒しになってたんです。もう、それだけで膝ポンものでした。

確か、星を好きになったのは3歳か4歳の頃で、星で食ってくことが絶望的に難しいと知ったのはおそらく10歳くらいだったと思う。その意味で、第三の道を拓いた大平貴之さんの果たした役割はとても大きい。

とかくプラネタリウム作家としてストイックな制作姿勢を取り上げられがちな方ですけど、個人的には目的に熱心なあまり発生したマッドなエピソードにこそ敬意を払うべきだと思います。

大事ですよね、マッドネス。

プラネタリウムを作りました。 　７畳間で生まれた410万の星、そしてその後 大平さん半生記（理系度高）

ディズニードラマスペシャル 星に願いを 　~七畳間で生まれた410万の星 大平さん半生記って事になってるけど、かなりフィクションなのが罪作りかも。理系度は低めです。

おみやげ＆フードコーナー

お土産コーナーはちょっと変わった天文小物が色々置いてあってなかなか物欲をそそります。普通のミュージアムショップっぽい物から、ビレバンに置いてありそうな雑貨まで幅広い感じですね。

宇宙雑貨が好きな人はお財布に余裕を持っていった方が良いと思います。

HOMESTAR earth theater ブラック 大平さん監修の家庭用プラネタリウム。本格的なのからちょっとライトなのまで色々です。

HOMESTAR R2-D2　エクストラバージョン たたずまいも似ております。

ナシカ 家庭用プラネタリウム ASTROTHEATER NA-300 大平さん監修ではないのですが、家庭用として評価が高いのでご紹介。

会場外のフードコーナーでは宇宙モチーフの軽食も提供されてます。ありがちだけど眺望が良いので、余裕があれば立ち寄ってみては。夜景の方がお得感あるかも知れませんね。

銀河系で迷子になりそうな貴女のためのタイツ これこれ。

同時開催：会田誠「天才でごめんなさい」展

なお、同時開催の会田誠展とセットチケットになってます。

ただし森美術館の専門が現代アートだってことを踏まえてお連れ様次第では鑑賞しない選択もありだと申し添えておきましょう。おそらくチケットの価格内訳は美術館の分が大半を占める気がしますし、自分はどちらも相応に楽しみましたけれども、スタークルーズ目的で来て美術館と両方楽しめる人がどれ位いるか相当謎です。

星は好きだけど詳しくない美大系カップル　or 星も美術もそこそこ判るバイオ系カップルくらいでしょうか。ははは。狭っ。

人には大変お勧めしづらい会田作品。総論で語るのは難しい作風なので、常に個別判定するのが良いと思います。

青春と変態

Wiiであそぶ ピクミン ダマグモ～♪