どうも、都心通勤圏のITベンチャーにおりますが
自宅の納戸が科学小物と農具だらけの おちさんです。
日頃、「ガーデニングしてみたいんだけど何から始めれば良い?」
みたいなことを聞かれることが多いので、
育てやすい植物の選び方を中心に書いてみました。
1:世話に費やせる手数をはっきりさせよう
物言わぬ植物とは言っても、買って一週間で速攻枯れると
思いのほか精神的ダメージが大きかったりするので
自分と相性が良い植物を選びたいものです。
こんもり花が咲くような植物とサボテンでは
必要な手間が全然違ってきますもんね。
手間を掛けてでも気に入った花を眺めていたいのか
ほどほどの手間でまったり楽しみたいのか意識して始めると
その後の幸福度がかなり変わってくるように思います。
割と後回しにされがちなポイントですけど結構ここ重要。
2-1:鉢花の管理は結構忙しい!観葉植物も候補に
もちろん次々と花が咲くタイプの植物は見てて楽しいものです。
ただ、この手の植物は日向で管理するものが多い上に肥料食いなので
園芸書にあるような状態を維持しようと思うと想像以上の手間が掛かります。
元々植物に慣れてる方の場合はその手間も楽しみのうちなんですけど
全くのビギナーさんの場合、びっくりするほど急展開で残念なことになりがち。
特に秋から育て始める場合は気温が下がっていく中で鉢の移動を繰り返すので
温室育ちの苗が環境の変化について行けないことも多いです。
本来の目的が「植物と一緒に暮らしたい」から始まってるのなら
観葉植物中心のセレクトで物欲が満たせるかどうか考え直してみると良いかも。
室内に置いておくものだから身近に楽しめるし、
目が行き届く分「知らないうちに枯れてた」ということもかなり減ります。
最近、葉色が綺麗な品種が多くて本当に楽しいですよ。素直にオススメ。
2-2:水やりは晴れた日の暖かいうちに!
夏の水切れ以上に難しいのが秋冬の水やりです。
外で花を育てるにしろ、部屋の中で葉を育てるにしろ
時期的にかなり乾燥するので、帰宅したら茎がへなへな…ということもあるでしょう。
…んが、そこであわてて水道水バシャーやると
翌朝でろでろに溶けてたりするので冷え込む夜などグッと我慢です。(´・ω・`)
…というあたりで、ご自分の性格と相談すると
何となく方向性が見えてくるのではないでしょうか!
3-1:育てやすい秋冬の鉢花
それでも花を楽しみたい!
…という向きの方には、やっぱりオーソドックスな線が育てやすくて
パンジー・ビオラやガーデンシクラメンなどが良いのでは。
無個性という事なかれ、最近育種が進んでいて色柄が豊富だし
流通量も他品種と比べて桁違いなので状態が良い株に出会える率も高いですし。
シクラメン、「いつの間にか花が咲かなくなる」ってケースも多いのですが
葉の柄形が特徴的なので「観葉植物なのに時々花が咲いて楽しい」
くらいの気持ちでお迎えすると精神衛生上も健やかです。
寄せ植え材料の一つとして使うと花がなくても不思議と華が出ますよ。
寄せ植えと言えば、こんもり白い小花を咲かせるアリッサムや、
少し高さのある植物を一緒に植えるとバランスいいし寒さ対策にもなりますね。
ちなみに、このときチューリップとか春の球根を何球か一緒に埋めておくと
忘れ去った頃ににょろにょろ出て来て楽しいです。
いずれにせよ1種類の花を絵に描いたように咲かせるのは割と難しいのを前提で
秋冬のベランダ&軒下ガーデニングとして見栄えがするのは
あとサイネリア(シネラリア)やデイジー、プリムラ類でしょうか。
花じゃないけど葉ボタンは小型品種が主流になって名脇役になりましたよね。
意外なところで蘭も手間なく長く観賞できるんですけど
ちょっと限定条件つきかもです。
3-2:観葉植物は葉が薄すぎないものを
観葉植物は主に部屋の中で育てるものなので、
細かい事(最低気温とか)を気にせず好みの物を買える良さがあります。
…が、冬に入ると部屋が乾燥して繊細な葉物はちりちりになったりするので
気持ち多肉っぽいもののほうが管理が楽かも。
サボテン的な植物の場合、管理が楽な反面あまり日々の変化がないので
人工物で強制的に変化をつけると無駄な話題作りに貢献してくれます。
フィギュアは何を置くかでかなり世界観が変わります。
昔から盆栽でも見られる伝統的な手法ですよね!
おまけでついてきて行き場のないストラップに
第二の人生を謳歌して頂いても良いかも知れません。
あとご参考までに秋冬のコンテナガーデンにオススメの品種
具体例いろいろご紹介しておきます。(^^
【contents】
【1:秋冬から始めるガーデニング まずは方向性を定めよう】←イマココ
【2:秋冬から始めるガーデニング オススメ鉢花(星形編)】
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