2013年11月29日の太陽最接近を機に核崩壊を起こしたアイソン彗星。大彗星になると目されてましたが太陽に近づきすぎて壊れてしまいその後の観測例は報告されてないようです。
さて。彗星と言えば流れ星です。彗星が残したチリの帯(ダストトレイル)が地球が飛び込めばアイソン彗星由来の流星群が起こるのではと期待されてるんですよ。
そのタイミングを明日に控え、今夜半(日本時間2014年1月16日未明)が見頃のようですね。流れ星好きなので、こちらにも大変興味があります。
アイソン彗星(C/2012 S1 (ISON))流星群の放射点はしし座
アイソン彗星の全体的な特性から、流星はそれほど期待できないようですが「場合によっては見えるかも知れないし見えないかも知れません」っていう相変わらずな態度で臨みたいと思います。
そういえば私、アイソン彗星本体も試し撮りしかしてませんでした。位置確認して後でちゃんと撮るつもりでいたら機を逃したという。(´・ω・`)
2014年1月14日19時11分の火球
ところで。15日朝になって前日14日の宵に大きな流れ星(火球)が飛んだことを知りました。
JN火球掲示板 : 薄金色の火球 (2014年1月14日19時11分青森県)
目撃例を探すと東北地方を中心に観察された火球のようです。実はその時間その方向にそれっぽい光を見たんですが物陰すれすれだったこともあり特に気に留めてませんでした。せめて時間くらい確かめておけば良かったです、残念。
アイソン流星群の予測放射点と近い気がする
ただ、光った位置を見たらアイソン彗星由来流星群の予測放射点と近かった。これってもしかすると…もしかするんじゃない?(わくわく)
【16日未明の南西の空 放射点はしし座レグルス付近】
書きそびれちゃったんですけど、光った場所は「アイソン群の×印とおおぐま座群放射点を示す矢印の中間くらいの所です。…とは言え私が見た光が流れ星だという保証はゼロなんですが。
とりあえず星図見るとおおぐま座(北斗七星)の近くでもありますね。この中旬から1月下旬にかけて おおぐま座流星群のシーズンなのでその影響があるのかも知れません。
もしかしたら1月下旬の新流星群由来かも?
1月下旬の流星と言えば、新流星群が潜んでる可能性も示唆されてるので、その点でも大注目ですね。
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変に煽って期待させるマスコミは子供の好奇心を潰してると思う。
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小さい流星群は毎月あるものの飛ぶ数が少ないので狙って見るのは難しいんですが、たまに大きいのが流れるので期待しないで観察するのが吉です。
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