10月20日は「頭髪の日」だそうで、「おばさんがポニーテールすると痛い」とかいう話を見てしまいました。
う~ん。
実際似たような話を聞いたことはありますが、たぶん私が知ってる話とだいぶ違う。
おばさんがポニーテールしない理由
何をもっておばさんと呼ぶかは人それぞれなんですけど、確かに一定年齢以上になるとポニーテールさんが減るのは事実と言って良いでしょう。
ではどうしてポニーテールが減ってしまうのか。これまで聞いた中で最も納得感のある理由がこれ。
四十肩で腕が上がらず高い位置で結べなくなった
_人人人人人人人人人人人人人人人人人人_
> おばさんのポニーテールは腕が痛い <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
もうね、痛みの次元が根本的に違うよね。
きちんと結えててヘアスタイルとして美しければ、いくつになってもポニーテールは健康的な髪型ってことでよいのでは。(´・ω・`)
「おばさんっぽい髪型」とは
そもそも「おばさんっぽい髪型」とは何ぞやと探したところで、これといった正解って特にないですよね。同じヘアスタイルでも顔立ちや骨格で評価は全く変わるわけですし。
強いて言えば、流行おくれのヘアスタイルが古臭いと言われるくらいで。
あとは髪のツヤとかコシとかボリューム感が欲しいとか、髪型より髪そのものへの要求であることがほとんどです。
ゆるふわがオシャレなのも2時間おきに後れ毛をチェックするからキレイなのであって、一日中鏡も見なければただのボサボサ頭ですよ。
客観的にまとめると、「おばさんっぽい髪型」とは「情報収集も含めてヘアケアに時間と手間をかけてない状態」を指します。
勢い10代でもほぼ同じ基準で文句を言われるわけですから、控えめに言って年齢と髪型の適性に強い相関はありません。
よって、他人からの評価という不確定要素を排除すれば、自らの行動規範としては「非礼のない範囲で好きな格好をすれば良い」が最適解となるでしょう。
「いい歳してみっともない」は未来の自分に跳ね返ってくるので実害なければスルーしてる。
Tシャツにデニムをみっともないとか言ってた団塊以前の人も、いざ自分が着る時代になると「まんざらでもないだろ」とか言い出したので、幼児が言う「ズルイ」と一緒だと思ってる。「自分も同じことしたい」。— おち 🎃 (@02320_ochi) 2017年10月12日
愛されヘアスタイリング
じゃぁ「非礼のない髪型」とは何だろうという話になるわけですが、例えば手ぐしの雑な一本結びだってマナー違反かどうかは状況によりますよね。
乳児を抱えた保護者にとって ひっつめ髪は「最速で最低限の衛生状態を確保する」という目的を高い水準で叶えるわけで、赤ちゃんから見たら十分に誠意のあるヘアスタイルと言えます。
それを第三者が「もうちょっと身なりを整えてほしい」と思う場合は「代わりに面倒見てるよ」という提案がないと赤ちゃんに対する愛が減っちゃう。
私も大して若くないのに腰まで髪を伸ばしてるのでどこかで後ろ指をさされてるかもしれないんですが、直接の友人は私が伸ばしている理由を知っているので別に文句は言われません。
おばさん髪型の代表格にされる低めの一本結びだって、スポーツする人だったら競技に向き合ってることになるのでマイナス評価にはならないでしょうし。
自分が大切に思う対象に真摯であれば、他人の評価なんて正直知らんがな。
そんなわけで、妙齢の女性が綺麗なポニーテールをしてたら「健康管理が良き届いている」という選択肢の存在に思いを馳せたら良いですよ。
文句言うのは誰でもできるけど、理由が判るとちょっと世界が平和になると思うのです。
コメントをどうぞ(´ω`*)