水族館が好きで良く行きます。
近場に有名な水族館があるので、子連れの友人家族をアテンドしたり幼稚園などの遠足グループを見かけたりすることも結構あります。
そこで小さい人達を見ていて気になることが一つ。
楽しそうにはしゃぎ回ってるその子、実は水族館を嫌がってませんか?
暗所恐怖症には意外と厳しい水族館
水族館と動物園を比較したとき、決定的な違いの一つが照明です。水族館はとにかく暗い。大人のデートコースの筆頭とされていたのもそれが理由だったわけですし。
小さな子に限らず、暗がりが大丈夫な人と苦手な人は はっきりわかれます。アミューズメント施設として考えると天井が低い展示も多く、閉塞感を感じる人もいるでしょう。
大きな水槽に囲まれて楽しそうに走り回る小さい人を見て「元気ねぇ」とか「うるせぇな」など大人の反応も様々ですけど、よくよく観察してると暗闇への恐怖感からテンション上がっちゃってるだけじゃないかなぁ…ってケースを見かけます。
屋根がある安心感から乳幼児連れにも人気の水族館ですけど、事前に暗がりが大丈夫かどうかチェックしてみて下さい。
小さい人がパニック起こしそうな暗闇イベントいろいろ
水族館の他には、プラネタリウム・花火大会・お祭りの夜市なども暗闇耐性が求められるイベントでしょう。
お祭りだったら少しくらい騒いでも構わないでしょうから、どれだけテンション上がるかチェックする試金石としてちょうど良いかも。
「人の迷惑になるから静かにしなさい!」じゃなくて、静かに鑑賞できる展示が見つかるまでとにかく移動してみるのがオススメです。
「暗所恐怖症の子を連れてくるな」と言ってるわけではなくて、「騒ぐ可能性があることを理解して、ダメなら離脱する」というテクニックを知っているだけでも気が楽になると思うので。(・∀・)
本当に本物の生物が好きですか?
ここまでに水族館という空間がダメな子がいるという話はしました。
またテレビなどで見る熱帯魚が好きでも、普段見たことのない変わった造形の生き物は苦手という人は大人でも少なくありません。じっとして動かない深海魚を見ておびえる子もいるようです。
「小さいうちから本物に触れさせなければ」と意気込む祖父母 vs デフォルメされたキャラクターが大好きな小さい人の心理戦も良く見かけます。大好きなキャラクターの本物を見て「コレジャナイ!」で泣き出しちゃった子もちらほら…。
決して安くない入館料が脳裏をよぎってガッカリする気持ちは判りますが、「そういうこともあり得る」ことは視野に入れておくと精神の安定が図れると思うんですよね…。(;・`д・´)
明るい印象の水族館を選ぶ
水族館は総じて暗い設計とは言え、開放的な展示を用意している館ももちろんあります。「パニックを起こしやすい子は落ちついて楽しめる展示を中心に回ってあげて欲しい」という勝手な外野の希望です。
暗がりが苦手でもイルカショーには釘付け!…という子はこれまでもずいぶん見ました。ビオトープのような野外水槽の多い館を選べばピクニック的で楽しいと思います。
流行りの深海生物などは赤色照明でちょっと異質な空間ですし、コンプレッサーのモーター音が気になって仕方がないという人は大人でもそれなりにいるようです。
端から順に見なければいけないなどというルールはないのだから、グループのみんなが心底楽しめたらつまみ食いでも構わないのではないでしょうか。大きくなるにつれ順応する子もいるでしょうし、そしたら改めて遊びに来ればいいわけで。
動物園も水族館も好きな生き物好きとしては、その人なりの楽しみ方を見つけて欲しいなぁ…などと、勝手に思ったりするのでした。(´ω`*)
さかなクンの水族館ガイド (このお魚はここでウォッチ!) |
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