二の丑ですね。
夏が来る度に「わざわざ旬を外して絶滅間近のウナギを食う必要ないんじゃないかな-」と思っているワタクシですが、皆さまにおかれましては如何お過ごしでしょうか。
これまでもアナゴの地位向上を願ったりドジョウの蒲焼きをオススメしたりして参りましたが、今回はウナギを一切使わないウナギ蒲焼き風ふりかけレシピをご紹介する次第です。
ウナギ蒲焼き風ふりかけ
近頃ふりかけのラインナップって幅広いですよね。私がわざわざおかしな事を言い出さなくても、メーカーさんが既にキレキレなんですよ。
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原材料を見ると以下のようになっております。
うなぎ蒲焼風味フレーク(大豆たん白、植物油脂、砂糖、粉末醤油(小麦を含む)、煮干粉、食塩、麦芽糖、香味油、うなぎエキス、たらパウダー(乳成分を含む)、魚介エキス、鰹エキス、煮干エキス、醤油加工品、動物性たん白加水分解物、こしょう、さんしょう)、ごま、海苔、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、紅麹色素、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、甘味料(スクラロース)
最も多く含まれる素材は大豆タンパクとのこと。
大豆タンパクということは「卯の花」からの「『う』がつくもの繋がり」なのでしょうか。…いや、そもそも精進料理の「うなぎもどき」は豆腐が原料でしたね。
まぁまぁ、その辺の違いを考慮に入れてレッツクッキン♪(・∀・)
ウナギ蒲焼き風ふりかけを自作する
材料
蒲焼きのタレがない場合は【A】の材料を以下の素材で置き換えて下さい。
卯の花を買ってくるか高野豆腐をおろし金にかけるかで悩んだのですが、ここはパン粉で突っ走るよ!
料理はライブです!基本縦ノリで!( ・`д・´)
ウナギ蒲焼きふりかけの調理手順
まずはフライパンにパン粉を入れて弱火でから煎りします。ごくごく弱火じゃないと焦げやすいのでご注意下さい。
パン粉がさらさらになったらきなこを投入、追って油を回し入れて吸わせます。あっさり派ならキャノラー油、こってり派ならごま油とかお好みで。
油を吸ったパン粉が気持ちカリカリしてきたら【A】の調味料を入れて全体に回します。鰹節粉または煮干し粉を振り入れて、軽く炙ったら火を止めます。
塩麹入れてみたら全体がまとまってマイルドになったけど、なければないで構いません。手元にあったから入れてみました。塩気が足りなければ煮切り酒で塩分調節して下さい
仕上げに胡麻をひねりながら入れて(香りが出る)、粉山椒を加えます。
切り海苔は食べる都度入れた方が美味しいでしょうね。分量外の葉山椒で飾ると雰囲気でるかも~。
ウナギの蒲焼き風ふりかけを作ってみた
勢いで作り始めて「変な味になったらネタにすればいいや」と思ってたんですが、想像以上に美味しく出来ました。これはリピートしても良いレベル。
半日置いといたら味が落ちついたけど、半生タイプなのでお早めにお召し上がり下さい。
パン粉がダシ吸ってめっちゃ味するで。めっちゃ貧乏くさいけどウマウマやで…。(´ω`*)
代用食材って考え方はあまり好きじゃないんですけど、ウナギの食感を模倣するという意味では ぬめっとした川魚の蒲焼きは確かに似てる気がします。
「蒲焼きなんてタレさえあればサンマでも何でも良いじゃん」みたいなコメントたまに見るけど、香りが全然違うんですよ。
木曽・長良・揖斐川の恵み 川魚の晩酌セット、日本なまず蒲焼
代用ウナギとして人気急上昇中のナマズさん。 |
コメントをどうぞ(´ω`*)