あこがれの山のエビフライ、拾ったった~。
山 or 森のエビフライをご存じですか?
山のエビフライ(あるいは森のエビフライ)というのは、リスが松ぼっくりを食べた残りのことです。あの長い前歯で器用に松の実だけかじり取って丸坊主にしたもの。
雪深い地域ではおままごとで定食屋が開けるくらいに見つかるそうですけど、温暖な地域ではあまり話を聞かないので手に入らないものだと思っていました。
でもよく考えたら近隣はナショナルトラスト運動が盛んな地域で、都心通勤圏の割には結構自然が残っています。隣の用水路には野生のヘイケボタルが出るし、マムシやらアライグマまでひょっこり現れますからね。
もちろんリスもいます。一般にリスと言って思い浮かべるシマリスじゃなくタイワンリスですけど、実は増えすぎて困ってるくらい。それ自体は彼らのせいではないし、見てる分には愛らしいだけに難しい問題ですね。
松ぼっくりに乗る リスさんの 置物 ガーデニング インテリアに |
今回拾ったのは ずんぐりむっくりのクロマツっぽい松ぼっくりだったので それほどエビフライ度が高くないんですけど、エゾマツやトウヒ類の球果で作られた物はなかなかの出来映えで驚かされます。
山のエビフライを探してみよう
【本章追記:2015/10/20】まぁ、とにかくリスの仕業でございますよ。松は大体どこにでも生えてるので、リスがいる地域なら手に入るはずです。
松林へ行ってみる
リスがいることが判ってる地域なら自然公園などで手に入ると思います。最初はあまり気付かないんですけど、ひとつ見つかると目が慣れてくるかも。
特に暖地では素材がクロマツやアカマツの松ぼっくりとなるので気をつけましょう。テレビや本で見る、トウヒの立派なエビフライと比べると見た目は当然小さくなります。
まず地域の松の木をよく見て、その松ぼっくりから目星を付けて探すと良いと思います。いかにも「エビフライ」らしい立派なのが欲しかったら、寒い地方に旅行いったときがチャンスでしょうね。
リスに松ぼっくりを与えてみる
リスを飼育してる方は是非どうぞ。ちなみにハムスターで試したけど見向きもしませんでした。エビフライ作りは松ヤニが出るので、ドングリを好むリスが多いという話も聞きます。無理強いはなさいませんよう。(^^;
雑貨店で販売されてる装飾用の松ぼっくりは防腐処理されてるし種も飛んじゃってるので、むやみに与えないようにして下さい。
郡上の食品サンプル 【海老フライ(小)ストラップ】 リコメンドの蜜柑むき身ストラップの完成度よ…。 |
森のエビフライとタイワンリスの話
命が織りなす手仕事に感心する一方で、随分と寒かった今年の冬。例年、温暖な当地は冬でもそれなりに木の実がついてるんですけど、やっぱり食べるものに困ってたのかなぁ…とか思うと胸が痛みますね。
現実問題としてタイワンリスの食害は地域の問題になってるんですけど、本当悩ましい話だと思います
啓蟄も過ぎてようやく本格的に暖かな感じになってきたので、これで一気に春めくと良いですね。
ながお食研(食品サンプル) えびフライ印鑑カバー シャチハタが入るサイズ
(´ω`*) |
【 更新履歴等 】
2013/03/06 初稿発表
2015/10/20 リンク切れなど整理しました
旧題:山のエビフライ拾った! リスって本当に器用だよね
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