スーパームーンの神髄はむしろ明るさだと思う

今宵スーパームーンなり!

スーパームーンは大きさよりもその明るさが重要だと思う

近年たびたび話題にされるとおり、今日の満月はスーパームーンにあたります。

地球に対する月の公転軌道が楕円を描いていることから一ヶ月の中でも月の見かけの大きさは毎日変わるのですが、その中でも一番地球に近づく日の満月を占星術ではでそう呼ぶのだとか。

月の見かけの直径が14%違う…と、どう違う?

一番遠いときの満月と比べると直径が1割強違って見えるスーパームーン、
面積比では

1.14 * 1.14 = 1.2996 ≒ 1.3

…ということで3割近くも大きく見えます。

少し判りにくいたとえになってしまうのですが、これは満ち欠けにして4日分近い増光量にあたるはず。15日ですっかり形を変えてしまうことを考えれば この違いは驚くべきものだと思いませんか?

とかく大きさの違いを取り沙汰されがちなスーパームーンですけど月明かりが落とすその影にこそ真価があるような気がしています。

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1月の満月は今年2番目に小さな満月でした。その流れでスーパームーンの解説もしてます。ちなみに今年一番小さい月は12月17日ですよ~。

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新月にも大きいのと小さいのがあります。見えないけど。(^^;

【追記 : 2013/06/24】

初稿で大小のサイズ比を12%の違いと書いてしまったのですが、これ前回の2番目に小さい月の時のデータですね。計算してて変だなと思ってたら案の定14%だったので計算し直しました。

参考:名古屋科学館 >> 月が大きく見えるわけ

ところで上の記事でも書いたとおり、来年もスーパームーンは起こるんですけど、なんと8月11日ということでペルセウス座流星群とめっちゃ被ります。(^^;