可憐な?クリスマスローズ

クリスマスローズ、キンポウゲ科だから毒草ですよー。

「クリスマスローズ」とは名ばかりで「レンテンローズ」と呼ぶ向きもありますが、そのレント節も終わりに近づく頃になってようやく咲き始めたヘレボルス。

この冬は寒かったもんな~と思っていたら、もうコブシが咲いちゃいましたね。

これは小ぶりなシデコブシですけど、太陽の光を受けて開く花姿を目にすると春だな~って思います。

可憐な?クリスマスローズ

虫を呼ぶ花・花に宿る虫

それで話を最初に戻しますとですね。

この、花の中が暖かいって話でメルヘンになる方がいるようなんですが しべを冷やさないことも含めて「繁殖に有利ですよね」とか言うと途端に虫けらでも見るような眼差しを寄せてくる方がいらっしゃいますね。

エゴイスティックに振る舞って相補的な間柄こそ無垢で堅牢な関係だと思いますよ?

クリスマスローズと遅咲きレンテンローズとレント節

レント節とはキリスト教で復活祭の直前1ヶ月半位の期間を差す名です。いわゆるアッシュデーから復活祭前日まで。日本では立春から春分を少し越えたくらいに当たるでしょうか。

クリスマスローズには大きく2系統あって、一般的に流通している園芸種は遅咲きのものが多いです。人気が高くて交配が進んでるから一概には言えないんですけども。

昨冬はヘレボラスの店頭ラインナップが貧弱で少し胸が痛かったのですがホームセンターに工具買いに行ったら園芸コーナーにクリスマスローズの開花苗がたくさん並んでて和んだので花の話など書いてみました。

東北には冬の鉢花の有力ナーセリーが集中してますから、株数を戻した原因が想像通りだったら良いなと思いまして。

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花の中って想像以上に暖かいと思うんですよ。

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レント節でびっくりした話。

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クリスマスローズといえば野々口氏って感じですが、この本 依然として人気あってプレミアついててびっくり。