日本に足りないのは技術じゃなくて生きて帰るぞという強い意志

元傭兵って人に会ってきました。

日本に足りないのは技術じゃなくて生きて帰るぞという強い意志

仕事関連の顔合わせに元軍属という人がいて、色々と考えさせられたのでメモ。

優先事項の振り分けがうまい

何で戦線を離れてIT屋さんに?…など知りたいことは色々あるんですが、親しくないので突っ込んだことは全く聞いてません。

とりあえず話の端々で残業は悪だという意志を感じました。オーバーワークはスペックを落とすと考えているようです。

もともと戦闘部隊だったこともあり、技術的なことは詳しくなさそう。それでも優先度の高低は常に気にしているようでした。

災害医療の現場では、患者の優先度に応じて治療のリソースを振り分ける「トリアージ判定」という概念がありますが、多分それと似た感じ。

限られたリソースで出来る限りのトラブルを解決しようと思ったら、対応する順番や密度がとても重要になって来ます。

案件のトリアージが徹底してるのだろうなという印象を受けました。

全体の生存率を上げるトリアージ

社内で直接プロジェクトに関わった人によると、コスト的に明らかに無理がある企画は絶対通さないオーラを感じるようです。

あー。やっぱデスマ案件と無縁のホワイトディレクターじゃないですか。

ブラック企業のディレクターは死ぬ気で働けとか特攻しろみたいなこと平気で言ってくるけど、本当の職業兵士は生きて帰ることを絶対目標にしてたでござるよ…。

だからね、もっと皆でぐうたらしたら良いと思うんだ。

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ぐうたら出来る人はめっちゃ有能だという話。