ちょっとした暗記ものに便利な携帯用チートシートの作り方です。
ポケットや財布に忍ばせても破れないタフさが魅力。(๑•̀ㅂ•́)و
作り方
結論から言うと、暗記用の紙をPPテープでラミネート(片面保護)します。
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梱包テープ 48mm×50m |
利点
どのへんが最強かというと、こんな感じ。
専用品に比べるともちろん強度は落ちますが、コピー用紙にインクジェット印刷でも、小雨くらいなら意外と耐えます。
1ヶ月程度の携行であればかなり適当に扱っても破れません。カードケースなどにしまい込んでおく分には数年もちます。
PPテープというとガムテープ幅のものが中心なので、小さい紙しか対応出来ないのが難点ですね。せいぜいハガキ大くらいまで。
用意するもの
紙にPPテープを貼って切りそろえるだけ。1枚張りなら、そう簡単には破れません。
原本が別にあっていくらでもコピーできる場合は、ギリギリまで切り落としちゃってます。そのへんはお好みで。
用途と注意点
ワンポイントアドバイスっぽいものいろいろです。
用途
短~中期保存したいものに向いてます。
数日から一ヶ月くらい持ち歩くメモ、覚えたい曲の歌詞、水回りの覚え書きなどに。
書き込む内容は車の保険やクレジットカードのコールセンターもオススメです。電話番号を携帯にメモリしてても、いざって時に電話ごとおシャカになってることもあるので。
表面印刷の保存に
「表面印刷の保存」とは何ぞやというと、厚紙から印刷だけ剥がす方法です。厚手の紙にPPテープをベタッと貼って丁寧に剥がすと印刷層だけ手に入ります。
「変わったデザインをそのまま置いときたいけどかさばるのでどうしよう」というときの玉虫色の解決にどうぞ。
イベントで貰った箱とか、段ボールの落書きをとっておきたいときとか、覚えとくとたまに便利です。
えっ、ケチくさい?
大丈夫、ソムリエや文化財の修復士も似たような技術を使ってます。プライスレス☆
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ワインラベルレコーダー |
継ぎ目が出来るときは
継ぎ目が出来るときは、重ね張りせずぴったり隣り合わせに貼る方が使いやすいです。重ね張りすると折ったときに継ぎ目が剥がれてゴミがついたりするので。
また、貼り合わせたテープの境界を折り線にすると紙が破れやすくなります。更に裏からテープを貼ると強度は上がりますが、作業的に本末転倒なのでオススメしません。
簡単なのはテープの中央部を折り線にすることでしょうか。ラミネートと違ってフィルム自体が薄いので、折っても浮きにくいです。
このレシピの生い立ち
Twitterでどんぐりの見分け方を紹介したら割と反響があって、いくつか貰ったコメントの中に「印刷してパウチします!」という声がありました。
で、パウチ(両面保護)より片面ラミネートのほうが機動力あるよ~と思ったのでご紹介する次第です。
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ひろってうれしい知ってたのしいどんぐりノート / いわさ ゆうこ, 大滝 玲子
名著。 |
カンニングとは
いわゆるカンニングペーパーの作り方を探しに来た方は残念でございました。
でも「カンニング」って、英語では attractive(魅力的な) という意味もあるんですよね。
どんぐり早見表は控えめに言って魅力的なので、フィールドに持っていっても破れない紙という点で「最強カンニングペーパー」を名乗る資格があるでしょう。
試験用のチートシートに関しては、A6くらいの紙にびっちり要点を詰め込めば良い試験勉強になるので頑張って下さい。作るのは勝手だけど試験会場に持って行っちゃダメですよ。
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数学カンニングペーパーのマグ |
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