制作途中のアイロンビーズを固定しないまま保管する方法

制作途中のアイロンビーズを、プレートに乗せたまましばらく保管する方法です。

制作途中のアイロンビーズを固定しないまま保管する方法

アイロンビーズ(パーラービーズ)とは、アイロンの熱でくっつける樹脂ビーズです。ドット絵の要領でマスコット作るのが一般的ですが、猛者になると立体造形を始めたりします。

制作時には突起のついたアイロンビーズ専用プレートを使って並べるのですが、これが曲者。ビーズが樹脂製でよく滑るため、ちょっと揺らしただけでも簡単に崩れます。プレートに並べたら即アイロン固定すれば良いのですが、隙間時間を使って少しずつ作ろうとすると油断なりません。

特にペットなどを放し飼いにしていると大変危険です。(´・ω・`)

制作途中のアイロンビーズを保管する際にいろいろ試してみた結果、ジップロック法に落ちついたのでご紹介します。

ジップロックで真空引き

用意するものはジップロックなどのフリーザーバッグとストロー。

フリーザーバッグは、プレートより大きめの方が使いやすいです。

で。制作途中のアイロンビーズをそーっとフリーザーバッグに入れて口を閉じ、完全にチャックを閉じきる前にストローを差し込みます。さらにストローを挟み込むようにチャックを押さえ、中の空気をおもいきり吸い出します。

アイロンビーズを真空引きにして保管する

限界まで吸ったら、ストローをサッと引き抜いて隙間を完全に閉じましょう。急がないとまた空気が内部に戻ってしまうので注意。

うまく空気が抜けると、アイロンビーズがシートに押さえられて良い感じにまとまります。空気が十分に抜けてシートとビーズが密着していれば、多少ひっくり返したり振り回してもビーズは動きません。やったね☆

保管上の注意

ただしシートとの密着が不十分な状態で揺らせば、当然アイロンビーズはバラバラになります。無茶は禁物。

あと取り出すときも要注意です。勢いよくバーンとチャックを開けるとバラける可能性があります。

また、どんなにしっかり閉じたつもりでも、膜の構造上、抜いた空気は自然と元に戻ります。あくまで仮置きするための方法で、何日も安全に保管しておく方法じゃないのはご理解下さい。

ちなみに見出しに真空引きとか書いてますが、正確に言うと人間の口で吸い出した程度の負圧は真空と呼びません。

知り合いに宇宙よりスカスカになる真空チャンバー作ってる人がいまして、真空引きって言うたびに「そんなん真空ちゃうわ!」って怒られるので念のために書いておきます。

アイロンビーズ保管のアイディア集

ちなみにフリーザーバッグを二重にすると、もう少し時間が稼げます。

百科事典や使い古しのサーバ()など、適度な重みで平らなものがあれば乗せておくのも有効です。板で挟んで輪ゴムでぐるぐる巻きにするのもオススメ。これはかなり丈夫で、鞄に入れて持ち運んでも無事でした。ご参考マデ。

何が言いたいかというと、マメにアイロン当ててれば必要のない小細工いろいろでした。でへ。

実際アイロンビーズの仮置き方法を検索したら全然出てこなかったので、皆さんマメにアイロン当ててるんでしょう。素晴らしいですね…。でも、まとまった工作時間がとれなくて困ってる人がいるかも知れないので書いてみました。

実はもっと便利な方法があるよってご存じの方は教えて下さい。( ・ㅂ・)و

パーラービーズ パーフェクトセット

ふつうアイロンビーズやパーラービーズと呼ばれるのは高さ5mmのスタンダードサイズ。アイキャッチ画像に使ってるビーズは、1/2スケールの小さいモデルです。