明けましておめでとうございます。今年もおち研をよろしくお願い申し上げます。
元日からクリスマスの話かよ!って感じですが、ヨーロッパではまだクリスマスツリー出してますし、ロシア正教のクリスマスはユリウス暦ベースの1月7日です。正月にクリスマスの話しても全然オッケーでしょう!(私基準で)
何よりクリスマスなどで祝われる「イブ」の考え方が、日本における暦の概念と好対照で非常に面白いんです。
そもそもイブって何でしょう?そして元日と元旦の違いって?
それぞれの違いを改めて考えてみたいと思います!(・∀・)
クリスマス・イブと「イブ」の意味とは?

クリスマス・イブと言うと「前日である24日全体」として扱われがちですけど、「イブ」とは宵を示す「イブニング」のことです。
その「 evening 」の語源を更に遡ると「 even 」。
even の意味
evenは「半分に分けた」、「互角の」という意味ですね。「二つに分けたもう一つ」という意味では「one and the other」の関係と似てますが、「even」の方がより「半分こ」っぽい感じがします。
「昼に対する夜」、「奇数(odd)に対する偶数(even)」、「アダムに対するイブ」などが代表例です(聖書的なイブはアダムの肋骨に過ぎませんが)。
夜には「一日を半分に分かちあった片方」という意味があり、この考えかたは西洋における日付認識の基礎となりました。
日没を日付変更の基準とする考え方
今でこそ日付は夜中0時を区切りとしますが、正確な時計を持たない時代は日の出や日没には今よりずっと大きな意味があったでしょう。
このとき、キリスト教やユダヤ教の教会暦では、一日を日没から数え始めたと言います。
「太陽が地平に沈んで力を失ったこと」を「復活のために力を蓄え始めた」と見立てれば、夜は「死の時間」ではなく「はじまりの時」になるのです。
西洋のお祭りに前夜祭が多く見られるのも、この考えに基づくものでしょう。
初日の出と元旦の意味とは?
一方、日本では日の出を重視します。
一年の始まりとなる一日を「元日」としたとき、「元旦」は更にその始まりである朝を指します。わざわざ時間を区切って言葉を作るくらい、朝は特別な意味を持ちます。

元旦の「旦」の字は「日の出」を示す象形文字
そもそも元旦の「旦」の字は、日の出を示す象形文字です。元旦とは元(はじめ)の日の出、つまり初日の出を指してます。
「元旦」はそれ自体が早朝を意味するため、「元旦の夜」といった表現はあり得ません。
何でそんなに初日の出を重視するかというと、日本では日付変更点に日の出を採用したからです。つまり、元旦こそが一年の始まりの瞬間でした。
日の出を日付変更の基準とする考え方
日本で日の出が日付変更点だった名残は「明日」という言葉に残っています。古文で「あした」と言えば、朝のことですね。場合によっては翌日のことも指しますが、中でも「明朝」の意味が強いです。
「あした」は古典を習い始めたばかりの人がよく混乱する単語ですけど、これも日付の変更点が夜明けだと判ればすんなり理解できるでしょう。
たとえば現在の感覚だと丑三つ時(深夜2時ごろ)と直後の朝は同日として扱いますが、夜明けを日付変更点とする場合はそれぞれ別の日として扱います。
明くる日、つまり「朝日が昇れば明日」というイメージです。
初夢に大晦日の睡眠を数えない理由
話のついでに初夢の話。大晦日の夢を初夢と呼ばないのも、同じ考え方の延長線上にあります。

初夢はあくまで新年が始まった後に見る夢を指しているので、大晦日から元旦にかけて見た夢は旧年の出来事って扱いなのでした。
クリスマスも正月も冬至の仲間
そんなわけで日の出前の深夜から初詣に行くのは慌ただしい気がするし、24日の朝っぱらから「クリスマス・イブだ~♪」って騒ぐのもアレな気がするんですが、元はと言えばクリスマスもお正月も冬至のお祝いの延長にあるという説があります。
クリスマスや正月にまつわる風習は12月上旬から1月上旬にかけてゆるく行われると思うんですけど、このころちょうど太陽の動きが大きく変わりますね。
日の入りが最も早くなるのが12月上旬、日長が最も短くなるのが冬至、日の出が最も遅くなるのが1月7日ごろです。太陽の動きに注目すると、この期間中に細かく色んなお祭りが設けられるのは判るような気がします。
冬のお祭りはお日様の復活を祝う神事と考えれば、洋の東西は違っても根はそんなに変わらないかも知れません。
We wish you a merry Christmas and a happy new year♪(・∀・)
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