家庭菜園や朝市などで新鮮なとうもろこしが手に入ったら是非味わいたい、トウモロコシの芯を使ったレシピいろいろです。
さすがに芯そのものは固くて食べられないんですけど、煮込むとほんのり甘くてコクのあるだしが取れますよ~。芯まで味わい尽くす私的ベスト3レシピと、アレンジパターンもご紹介します。
ビンボ臭く見えるかも知れないけど、中華や南米ではトウモロコシの芯でダシを取った料理も普通にあるし、じんわり美味しいので試してみて下さい。
とうもろこしの芯でダシを取る中華風卵スープ
まずは中華の定番、とうもろこしと溶き卵のスープ。芯でダシを取ると、のどごしの香りが違います。 (*´艸`*)
材料(2人分)
作りかた
とうもろこしから実を削いで取り分けておく。
芯を2~3個に割ってダシ取り。鍋に450ccの水を張って水から茹でる。湧いたら止めて放置を1~2回。(時間がなければ中~弱火で5~10分煮込んでも)
芯を取りだしてスープの素を入れ、取り分けていた実を投入して一煮立ちさせる。
塩胡椒で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。
溶いた卵を細く流し入れて、かき玉になったら完成。
おすすめアレンジ
シンプルな味わいなので、淡泊な味のものなら何でも合います。
ちなみに芯はあるだけ茹でても構いませんが、人によっては甘すぎるくらい甘くなるので、味を見ながら薄めて下さい。(その分スープの素を増量します)
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雰囲気だけ味わいたいときは既製スープのダシ割りもいけます。既に味が完成されてるぶん、白湯で規定より濃いめに溶いてから とうもろこしダシで風味を添える感じがオススメ。 |
とうもろこしの芯で簡単コーンポタージュ風
とうもろこしの芯が光る料理といって無視できないのが本格的なコーンポタージュ。ただ、今回は「簡単レシピ」なのでミキサー使いません。家庭料理としては楽ちんなのも味のうちだと思います。
材料(2人分)
作りかた
とうもろこしは実を削いで取り分けておく。
芯を2~3個に割ってダシ取り。鍋に450ccの水を張って水から茹でる。湧いたら止めて放置を1~2回。(時間がなければ中~弱火で5~10分煮込んでも)
芯を取りだしたのち、実を入れて一煮立ちさせる。スープの素とルーを入れ、味を調える。
器に盛って仕上げに牛乳を回しかける。
おすすめアレンジ
ダシ取りで最も濃厚な味を引き出そうと思ったら圧力釜を使うのがベストですけど、毎食の調理で圧力釜って言うのもちょっと面倒臭いです。
そこで、何本かの芯をまとめて2リットルくらい炊いてスープストックにするのがオススメ。具材を足しながら食べていくと次第に煮崩れてくるので、スープが濁ってきたところでルーを溶いて食べきっちゃいましょう。(´ω`*)
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乾燥イモのたぐいは常備しとくと割と便利です。ゼリー寄せにしたり、食欲ない時にスープで溶いたり、子連れが遊びに来た時とかいろいろ。 |
とうもろこしの芯ごと炊き込みごはん
簡単だけど絶対美味しい!とうもろこしの芯レシピ第一位は…
『とうもろこしの芯ごと炊き込みごはん』でございます!
(・∀・){炊飯器に突っ込むだけなのに、めちゃウマ~
材料
作りかた
とうもろこしを実と芯に分けておく。
洗ったお米を炊飯器の釜に入れて「おこわ」の線まで水を入れる。炊飯釜に調味料を入れてざっと混ぜ、もろこし入れてスイッチオン。
炊きあがったらほぐしてゴマ振ります。ウマウマ。(´ω`*)
なお写真のコーンが少なめなのは、取れたてとうもろこしがあまりに美味しくて後先考えずに食べちゃったからでした。
実は茎も甘い
そんなわけで、皆さまにも芯の魅力が伝わったでしょうか~。
「普通なら廃棄してしまう部分でダシが取れてウマウマ」ってシチュエーションがすごく好きです。お得って素敵!
ちなみにエビの殻をじっくり炒めた油でナス煮るのも美味しいです。
実はとうもろこしって茎も甘いです。
それというのもトウモロコシが属するのは「イネ科キビ亜科」でサトウキビとも近縁のため。工業的にはとうもろこしの残渣から糖を抽出したりもしているのだとか。
もっとも茎は芯より硬いので、味を見る程度で飲み込めません。それでも家庭菜園の風物詩というか、季節の山菜というか、そういう感じで好きな味。
とうもろこしが作り出した糖分は気温が上がったり鮮度が落ちるとどんどん消費されてしまうので、美味しく味わうコツはなるべく新鮮なうちに調理することだと思います。(´ω`*)
コメントをどうぞ(´ω`*)