良くも悪くも失敗が盛り上がるSNSといえば、Twitterを置いて他にないでしょう。
箸にも棒にもかからない黒焦げのお菓子に万単位の「いいね!」がつくSNSなどTwitterくらいのものです。
そもそも「失敗は成功の母」などと言われるわけですから、成功への近道はTwitterにあり…と言って良いのでは。
人の失敗を笑うな
話は「インスタ映えする画像とTwitterでバズる画像の違い」って記事を見たことにさかのぼります。
同じ題材を取り上げるにしても、SNSごとにユーザの反応が異なることは良く知られています。記事中では新定番スウィーツであるマシュマロトーストを例に挙げていました。
具体的に言うと、インスタでたくさん「いいね」がつくのは素敵カフェのマシュマロトースト、Twitterでバズるのは「かつてマシュマロと呼ばれていた黒焦げの何か」…という内容でした。
大手メディアの記事だから「日の丸構図が多いインスタと、視線誘導で遊びがちなTwitterとの技術分析かな?」みたいなことを期待して読みにいったらTwitter民をバカにしてるだけの内容で大変ガッカリしたわけですけれども。
確かにTwitterで自虐ネタが伸びやすいのは事実です。しかしマシュマロを黒焦げにした人は「美味しそうなスウィーツを見かけて実際に作ってみた」人でもある。
結果として失敗しても、手を動かして料理した心意気は買っても良いと思うわけです。
そもそも注目を浴びた投稿を並べただけで分析の一つもしてない文章は記事とさえ呼べないでしょ。人の失敗を笑うな。
失敗は成功の母
なんにせよ、やるせなさを笑いに変えられるのがTwitterのいいところです。特に「手作りなんとか」における失敗事例は他SNSの追随を許さないと言って良いでしょう。
ものを作る上で失敗から学べる知見は数え切れないほどあるのですから、ネタツイートは成功の母なのであります。
マシュマロトーストの失敗例 on twitter
実際に黒焦げマシュマロトーストを探してみると、twitterを出典とする写真の多さを確認出来ます。
マシュマロトーストといえば、「パンにマシュマロを載せて焼くだけ♪」というお手軽レシピが人気の秘密。
しかし多くの失敗例が見つかる以上、このレシピの再現性には疑問があります。成功バイアスがかかった不完全な情報と言わざるを得ません。
失敗例から原因を探る
ここで、多くの失敗写真を眺めていると、いくつかの共通点が見えてくるでしょう。
これらの観察結果をもとに、根本原因を導出します。
得られた問題点を再帰的に突っ込んで得られた仮説が次の通り。
結論:Twitterは良質な教材になる
上記をふまえてマシュマロトーストを作ってみました。
フォトジェニックかどうかは置いといて、初めての割には失敗せずに済みました。
何が言いたいかというと、「マシュマロ載せて焼くだけ♪」みたいなお手軽レシピを真に受けたら私も盛大に焦がしていた可能性が高い…という話です。
人の失敗を笑っちゃダメ☆
ほんとネタツイートは人類の共通財産です。Twitter大好き。
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