すごい人に囲まれて自分が凡才だと思い知らされても、ひがみ根性を出すことはないと思うのです
…という話をしていたら、「妬み嫉みは人間の本性なのだから素直で良い」と言われました。
ごめん、ちょっと同意できません。
嫉妬する気持ちは大事
よほど無欲な人じゃない限り、嫉妬の一つや二つするでしょう
世界的に活躍するアーティストやアスリートも、嫉妬深いことを公言している人はたくさんいます。
嫉妬は人を動かす大きな原動力になる。
そう、原動力なんですよね。駆動系がないと本体が動きません。
嫉妬の炎が渦を巻いてきたら、その熱を別の力に変えると生産的なのだと思います。
打ち込めるものがある人は良いエンジンを積んでいて、燃料を投下しただけ猛烈な勢いで前に進むのでしょう。
希少性に価値がある
一般的に、観賞価値は珍しいものに宿ります。
誰しも嫉妬を抱えてるなら、そんなありふれた感情は珍しくないはずです。
観賞価値があるとすればどういう状況が考えられるか、ちょっと書き出してみました。
結果的に良い成果につながった嫉妬
先ほど書いた生産的な例です。芸術、スポーツ、勉強、仕事などに昇華できた場合。
これはライバル同士で火花が散ってても、どんどんやれって感じがします。
ボヤくらいの軽い嫉妬
お連れさんが少々よそ見して「なによもー!」みたいなやつ。
ボヤにもならない程度の火種なら温まって良いかもしれません。
人生が破綻するレベルの破滅的な嫉妬
好き嫌いが激しく分かれると思いますが、他人の揉めごと見て喜ぶ人がいますね。私は苦手。
その他
あとは特殊例(だと思うん)ですけど、妬み感情が全くない人。自分にない感情だったら興味深く観察できるかもしれません。
他にもまだあるのかな。ちょっと思いつきません。
まとめ
嫉妬は可燃物ですから、あまりため込んだ状態で火が付くと身を焦がして危険です。
ここで効率の良いエンジンを積みこむと、燃料をじゃんじゃん投下するほどに生産性が上がって皆がハッピー。
悔しいからといって恨み続けても自分が損するだけだと思ったらだいぶ楽になったので、考え方のヒントとして置いときます。
それでもダークエネルギーの収まりがつかない時は筋トレすると良いですよ。運動はストレス解消に効果的と言いますが、フルパワー出すのが一番効くと思います。
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