何度叱っても同じような失敗をする主に男の子の思考パターン

何度も同じような失敗をするのに反省しない人は、反省していないのではなくてそもそも失敗だと考えてない可能性があります。考え方を変えると折り合いがつくかも知れません。

何度叱っても同じような失敗をする主に男の子の思考パターン

家電を分解して壊す、謎の実験をしてボヤを出す、冒険旅行にでて事故る、といった迷惑行為を繰り返す人々。いますよね、いわゆる変人と呼ばれるタイプの人達。

何度も危ないと言ってるのに止めないの」と嘆いてる世のお母さん方も多いのではないでしょうか。

小言を聞いていないわけではない

「『取り返しがつかないことになったらどうするの!』って言ってるのに聞いてくれなくて…」そんな話も見聞きします。でも彼らは決して無視してるわけではありません。むしろ海より深く反省している。

そして強く自分に誓うのです。「次こそうまくやり遂げてみせる」と。

つまり叱られたそばから新たな計画を立ててます。

「もう二度と同じことはしないで?」
「うん、わかった。(二度とこんなヘマはしない。)」

「何度も同じことを言わせないで」はお門違い

そして再び惨事を引き起こしたとき、「また同じような失敗をして!」とセカンドウォーズが勃発しますね。

しかし目の前でうなだれている人は、その心の内で「確かに失敗こそしたけれども主因は別のミスだった。」と考えている。つまり、導かれる結論は次のようなものです。

  • 二の轍は踏まなかったのだから、あなたの指摘は誤りだ。
  • つまり、この論旨において私の行動に非はない。
  • 前回と比べれば進捗はあったのだ。今度こそうまくいく。

以下、繰り返し。

問題を切り分けて許容する

この手の人達と対等に話し合うには

  • まずは一定の規模でやらせてみる
  • 計画書を作成させて不備がないか問う
  • 同じ構図のミスをした時だけ圧力をかける

…あたりの対処が現実的ではないでしょうか。

一定規模というのは、予算や行動範囲など安全性を担保する各種条件のことですね。「この範囲ならOK」となるべく肯定表現を使う。

そこで成功した部分については褒めて、ついでにこっちの希望を述べる。子供っぽい人にはそれほど役に立ちませんが、子供みたいな人には割と効くと思います。

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信頼を勝ち得るための別解

ついでにもう一つ、破壊力抜群なやつをご紹介しておきます。

何か問題が発生するたび、全ての失態をあげつらう

クールに、そして総力を挙げて潰しに掛かりましょう。しかし人格を否定することだけは避けて下さい。その人が紛れもない変人だった場合、参謀として全面的に迎え入れられることがままあります。

何度も失敗する人と付き合うには

ちなみにここまでの流れで判る通り、この手の人達の行動パターンを変えることは基本的に不可能です。考えうる対処は以下の三択です。

  • 論理的に要求を述べる
  • 距離を置く
  • 自分も混ざる

楽しいのは三番ですが無理には勧めません。

世の中いろいろ紙一重です。それではまた。