お金で愛は買えなくても 金が愛を育んで 愛が金を育む話

ケチな恋人を変えるかも知れない一言アドバイス。金銭感覚が合わなくてモヤモヤする気持ちはわかるけど、やっぱり腹を割って話し合うのが一番じゃないかと思います。

お金で愛は買えなくても 金が愛を育んで 愛が金を育む話

元彼がドケチで超モヤモヤしたという女性の話を小町で見かけました。

ざっくりまとめると、自分が払うときは細かく計算してるくせに貰えるものは貰って当然という感じなので、つられて彼女までケチになってしまったと言うお悩みです。

あれま、それは災難でしたね。

金の切れ目が縁の切れ目

小町の話はこんな感じ。

元彼氏は割り勘主義。

☆彼が提案して連れて行ってくれた観覧車、割り勘
 (なんか納得できずロマンチック感がない)

☆回転寿司など別皿料理のときの食べる勢いがすごい。。
 (割り勘で元をとる気満々?)

☆クリスマスのプレゼントは「1000円くらいで」と設定金額を決めてくるし実際その金額を上回らないものを見つけてくる。(しかも1000円って。)

(中略)優しくて気が合う面もたくさんあったので「ケチは気にしないようにしよう。」と思ってましたが、最後はわたしの方も頭の中で「いま私のほうが○○円多く払ってるな」とか「そもそもほんとに割り勘するんだったら1杯多く飲んだ分払ってくれればいいのに」とか、彼に手料理を作るときも自分が材料費を出すのが損な気がして安く仕上がるものしか作らず、それでもなんか損した気になったり。(後略)

セコイ男 ケチな男 – 発言小町

愚痴のオンパレードにつき読んでてしんどいので色々割愛しますけど、典型的な悪循環ですね…。

とりあえずケチな彼氏で思い出した「とある理系カップル」の話をします。

金銭感覚が噛み合わない社会人彼氏と学生彼女

あるところに、社会人数年目の彼氏と女子大生の彼女がおりました。どちらも理工系です。

そんな初デートのウィンドーショッピングにて、彼女が雑貨に恋をした。

彼は社会人だしぃ~、お値段も500円くらいだしぃ~、交際記念におねだりするにはぴったりでしょ!…と思って笑顔で彼女が振り向くと

彼氏「いいじゃない、買いなよ。(君が)」
彼女「……。(⊙Д⊙)」

しぶしぶ彼女は自分の財布を取り出して、「もしかして彼はケチなのでは?」と考えた。

彼は金払いが悪いわけではない

ところが。

食事に行けばランチでも万札が飛んでくし、レジャーの金もすべて彼氏持ち。決して金払いが悪いわけではなさそうです(…というか、むしろ良い)。

それでも、予定外のおみやげなどにはビタ一文出す気がないようです。次第に彼女が悶々とし始めたので、おちさん彼氏に聞いてみた。

おち「他は全部払ってて、何で数百円のプレゼントを出してやらないんです?」
彼氏「デートに誘うのは僕の都合だけど、欲しいものは自分で買うべきだ。」

おおっと、正論来ました!お説ごもっともです!…っていうか、よく考えるとケチなのは彼女だぁ~!

彼女「理屈は判ったけど、なんかイライラするぅ!」
おち「金の流れが見えれば揉めないんじゃない?」
彼氏「よし、わかった。月々の予算を決めよう!」

デートの予算www

デートの予算を可視化する

結局この人達、互いに金を出し合って その範囲で会うことになりました。

彼氏のざっくりデートプランに従って彼女がやりくりして、余った金は彼女の好きに使って良いという話になったようです。

そうこうするうちに彼女名義で預金口座を作って、全額彼女が管理することになった時はさすがにびっくりしましたが。

で、その余った金を彼女が何に使ったかというと。

こつこつ繰り越して まとまった金を作っては海外旅行だの行ってましたね。出納の流れを理解したので、自分のためだけに使うのがバカらしくなったのだそうです。

お金の使い方って性格が出ますよね。

最初から価値観が近ければベストなんだろうけど、お互いストレスのない落としどころを見つけるのもまた愛の形なのだと思います。