ちょうど80年前の3月3日、昭和三陸地震がありました。

地震に起因する波は、たとえ高さ1センチでも津波と呼ぶ。
子供の頃、児童向け科学書のはみ出しコラムか何かで知った話です。
当時、この記載はあくまで定義の問題で、現実にそんなサイズの津波が起きても検出できないと思ってました。
でも、長じるに従ってそのレベルの波でも通常の波と分離検出できること、そもそも一般の波とは運動のメカニズムそのものが違うことを理解しました。
だけど、まだ頭の中がちゃんと繋がっていなかった。『三陸海岸大津波』読んで、大学で地学を専攻して、やっと怖い物なんだって認識を得ました。
それでもなお、何も判ってなかったんだと思い知った2年前。
自分はちょろっと地震学と防災学の波打ち際をうろちょろしただけの、専門家でも何でもないド素人ですけど、誰かが言うに越したことはないと思うので、とりあえず書いておきます。
【 追記 : 2013/03/05 】
あと、大事な情報のご紹介。
平成25年3月7日12時より、津波警報の表現が変更になります!!
気象庁:津波警報の改善について
色々と情報が並んでますが、とにかくこのページだけは見といて!!
↓(>_<)↓
気象庁:津波警報の改善のポイント
【追記 : 2013/07/20 】
津波警報改定アナウンスの詳細を追っかけてたときに
色々思うところがあったんですけど、自分が抱えた違和感について
丁寧に説かれたページがあったのでご紹介します。
杜の里から >> 「震災を思い出して」は要らない
こちらの意見には全面的に賛成。特に
「東日本大震災を思い出して下さい。」
これは避難する人に呼びかけるものではなく、
実は報道する人が自身に呼びかけるものなのかもしれません。
…って言うところ。
海岸域の緊急避難信号・オレンジフラッグとは
「オレンジフラッグ」をご存じでしょうか。
東日本大震災を受けて新しく提唱されるようになった海岸域での地震・災害時の緊急避難信号です。海辺は風が強く音が通りにくいため、サイレンの補助信号として視認性の高いオレンジが採用されました。
震災から2年を経て時折報道されているのを見かけますが、行政の公認活動ではないためあまり大きく取り上げられてはないようです。でも全国のマリンクラブやライフガード団体を中心に検討されつつあるので、是非ご紹介しておきたいと思いました。
万が一、海水浴時に旗を見かけたらライフガードの指示に従って行動して下さい。
http://www.j-pro.jp/activity/act02.html
http://www.townnews.co.jp/0602/2011/06/03/106750.html
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吉村昭 三陸海岸大津波 【楽天】 / 【Amazon】 いつなら良いとかないんだけど、ひな祭りって哀しすぎるでしょ。 |
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